カンニング竹山が9つの趣味をディープに語る!『カンニング竹山の50歳からのひとり趣味入門』に「バイブルになりそう」「全人類に読んでほしい」と反響続々

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公開日:2023/7/20

カンニング竹山のひとり趣味入門
カンニング竹山の50歳からのひとり趣味入門』(カンニング竹山/ポプラ社)

「趣味は何ですか?」と聞かれ、返答に困ってしまった経験はないだろうか。そもそも仕事や家事、育児などに追われて趣味を見つける暇がないという人も多いはず。そんな人にこそ読んでもらいたい一冊が、2023年7月12日(水)に発売された『カンニング竹山の50歳からのひとり趣味入門』だ。

 同書は全10章で構成されており、うち2~10章ではカンニング竹山が自身の9つの趣味をディープに語っている。第2章は「競馬とサラブレッド」、第3章は「飛行機」、第4章は「酒」…といった具合にさまざまな趣味を取り上げているが、竹山いわく最初からすべての趣味を楽しんでいたわけではないという。どう遊んでいいかわからず、どこか100%楽しめていない自分がいたと、同書のなかに綴られている。そんな彼が大きく変われたきっかけは、タレント・堺正章の助言だった。

 堺といえばクラシックカーの愛好家であり馬主でもあり、何か芸を極める時はとことんやる芸能界随一の趣味人。ある時、彼から「ちゃんと遊んでいるのか?」と問いかけられ、40代中盤でバリバリ働いている人は今後のキャリアに漠然とモヤモヤする時期がくること、そういう時はとにかく遊ぶこと、40代半ばから50代にかけてどれだけ遊んで学べたかでこの先の人生が大きく変わってくることなど、“遊び”の大切さを教えてもらったそうだ。

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 大先輩の言葉に感銘を受けた竹山は、それから遊びを意識するようになり、今や多くのひとり趣味に興じている。おかけで「ちょっとずつ人生がよい方向に回り出した気がする」と語っていた。

 とはいえ目の前の仕事に追われているなか、どのように遊びと向き合っていけばいいのだろうか。第1章「ひとり趣味のコツ」で竹山は、「仕事と遊びの時間をわけてしまうから、仕事が苦しくなってしまう」「仕事と遊びをわける必要なんてない」と教え説いている。

 たとえば17時に仕事が終わるとしたら、17時以降は趣味の時間だ。そうするとその日のお昼過ぎから趣味のことを考えてワクワクし始め、その日は1日の半分が遊びの日になる。要は認識の転換であり、考え方を変えると遊びとの付き合い方が楽になるという。

 では竹山はどのようにひとり趣味を楽しんでいるのか、その答えが自身の趣味にスポットを当てた2~10章に綴られている。眩しいほどに趣味に貪欲で、好きなことに全力を注ぐ竹山の姿は多くの読者の心に刺さったようで、SNS上には「確かにふと自分の趣味って何?と考えるとこれといったものがない。竹山さんの本を読んで、趣味とくくらず遊びを楽しんでいいんだと思えました」「好きを趣味って言ってるだけで、それを極める必要はないのよね。自分のバイブルになりそう」「人生後半戦は楽しんだほうが勝ち! この考え方好きだな」「50代といわず、人生に思い悩む全人類に読んでほしい」といった前向きな感想が溢れていた。

 かつての竹山のように「自分の人生、本当にこのままでいいのか?」と思い悩んでいる人は、ぜひ同書から人生後半戦を楽しむヒントを学んでほしい。

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