SixTONES・ジェシーの冷酷演技にゾクッ…綾瀬はるか主演の映画『リボルバー・リリー』に“悪の花”を添えるヴィランたち

文芸・カルチャー

PR公開日:2023/8/18

リボルバー・リリー
(C)2023「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズ

 2023年8月11日(金)、ついに映画『リボルバー・リリー』が公開された。同作の見どころといえば、“史上最強のダークヒロイン”として活躍する主演・綾瀬はるかに目が行きがちだが、彼女を追い詰める悪役=ヴィランたちの存在も忘れてはならない。

 物語の舞台となるのは、男たちの欲望にまみれた1924年の帝都・東京。綾瀬の演じる元敏腕スパイ・小曾根百合がリボルバー銃を手に、男たちが作り上げた不完全な世界を切り開いていく――。

 今作に登場するのは綾瀬のほか、長谷川博己、ジェシー(SixTONES)、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、佐藤二朗、吹越満、内田朝陽、板尾創路、橋爪功、石橋蓮司、阿部サダヲ、野村萬斎、豊川悦司といった豪華俳優陣。そして『GO』や『世界の中心で、愛をさけぶ』などの代表作で知られる行定勲監督がメガホンを取る。

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 映画の公開に先立ち、6月29日(木)には本編映像を使用したファーストムービークリップが解禁。さらに8月4日(金)には、ジェシー、清水、板尾が演じるヴィランの活躍を収めた「『リボルバー・リリー』ヴィラン編」の映像が配信され、大きな注目を集めていた。

 ジェシーが演じる津山は、シベリア帰りの陸軍大尉。板尾演じる陸軍大佐・小沢の部下であり、作中で百合と何度も戦うことになるヴィランでもある。命令を遂行するためなら非道な手段もいとわない冷酷なキャラクターで、普段の明るく柔和なパブリックイメージに慣れ親しんでいる人は、そのギャップの大きさに驚かされるかもしれない。

リボルバー・リリー

リボルバー・リリー

 また、ジェシーが披露するアクションも見どころの一つ。自身の特技にも挙げている空手を活かしつつ、公称184cmの長身から繰り出す攻撃の数々は圧巻のひと言に尽きる。さらに上司である小沢との絡みも必見で、口に銃を突っ込まれるシーンには2人のいびつな関係性が垣間見えるだろう。

リボルバー・リリー

 一方、清水が扮する謎の男・南は、百合にとってトラウマ的な存在。要所で彼女の前に姿を現し、不敵な笑みを浮かべながら立ちはだかる。その姿はまさに“死神”さながらといった感じで、ある意味で作中トップのヴィランと言っても過言ではない。

リボルバー・リリー

 いずれも百合の脅威となり得る生粋の悪人ではあるが、彼らには彼らなりの“正義”が感じられるのも憎いところ。たとえば津山にとっては「帝国陸軍」こそが正義であり、小沢にとっては「権力」こそが全てだ。そんな正義と正義がぶつかり合った果てに、一体どんな結末が待っているのか――。ぜひ劇場へ足を運び、自身の目でクライマックスを見届けてほしい。

■映画『リボルバー・リリー』概要
公開日:2023年8月11日(金)
原作:長浦 京『リボルバー・リリー』(講談社文庫)
監督:⾏定勲
出演者:綾瀬はるか、長谷川博己 ほか
公式サイト:https://revolver-lily.com/

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