「次にくるマンガ大賞 2023」webマンガ6位入賞『拷問バイトくんの日常』の最新2巻は新キャラクターが続々と登場!「全員好きすぎて一人に絞れない」と話題に

マンガ

公開日:2023/9/1

拷問バイトくんの日常
拷問バイトくんの日常』2巻(次見やをら/白泉社)

 pixiv総ブックマーク数50万超えのお仕事コメディ『拷問バイトくんの日常』最新2巻が、2023年8月29日(火)に発売された。今巻ではセロの弟をはじめとする新たな登場人物が続々と登場。早くも多くの読者を魅了しているようだ。

 同作は、「マンガPark」や「ヤングアニマルWeb」で連載されているSNS発のダークコメディ。X(旧Twitter)・pixivで話題騒然&同人版が即完売の超話題作で、「次にくるマンガ大賞 2023」のWebマンガ部門にもノミネートされている。

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 最新話が更新されれば「ヤングアニマルWeb」で1位を獲得し、その人気ぶりから本誌の『ヤングアニマル』に出張掲載されたことも。2023年4月に単行本1巻が発売された際にはすぐさま品薄状態となり、続々と重版がかかるほどの人気を博していた。

 それほどまでに多くの読者を惹きつける理由は、アットホームでゆる~い職場と、エグい拷問の“激しめなギャップ”にあるのだろう。

 物語の舞台は、拷問と殺しが合法化された世界。拷問請負業者「(株)スピリタス」に勤めるアルバイトのセロは、先輩のシウ、後輩のミケとヒューとともに、日々楽しく拷問にいそしんでいた。

 拷問と一口に言っても、その手法はバイトくんによってさまざま。どんな仕事もそつなくこなしてきたセロは、見た目だけで相手を萎縮させる道具がお好みで、斧や金槌などを操る“打撃系”の拷問を得意としている。一方で新人バイトのヒューは体格に恵まれながらも、見るだけで卒倒してしまうほど血が大の苦手。逆に血が出なければ何でもOKで、骨を折るのも水責めもお手の物だ。

 そんなエグい拷問を生業としながらも、職場の雰囲気はとてもアットホーム。美しい顔のせいであまり良い思いをしてこなかったヒューでさえも、あっという間に打ち解けられるほど優しい職場で、なおかつそれぞれが仕事にやりがいを見出しているのも素晴らしい。「人の皮を被った害獣から有益な情報を聞きだして社会貢献できるなんて素晴らしいですよね…!!」と爽やかな笑みを浮かべる姿は、いっそ清々しく感じられるだろう。

 そして今回発売された最新2巻では、(株)スピリタスで働く4人に加えて、拷問に関わる人物が次々に登場する。屑屋や掃除屋、果てはセロの弟まで登場し、SNS上には「ルクくんはマジでいいぞ? マジでかわいいから、マジでいい子だから…!」「かわいい自覚がある弟めちゃくちゃ最高だな」「拷問バイトくんのなかでフォンさんが一番好み」「全員めっちゃ好きすぎて一人に絞れない…」「箱推し決定」といった大興奮の感想が続出していた。

 また今巻には本編のストーリーとは別に、番外編や描き下ろし漫画「拷問バイトくんの飲み会」も掲載されているほか、キャラクタープロフィールや新キャラクター相関図などの描き下ろし設定資料も掲載されている模様。チェックしてきっと損はないはずだ。


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