スゴい! と話題のSexy Zoneの握手会を心理学で解明!?

人間関係

2013/2/3

 1月20日に行われた、Sexy Zoneの握手会がネットを中心に話題になっている。その渦中にいるのが、最年長メンバーである中島健人。そもそも中島はインタビューで「僕はラブホリック(恋愛依存症)なんですよ」と公言し、自作のポエムで泣くというほどのナルシスト。コンサートではファンに対して「子猫ちゃんたち」と呼びかけたり4種類以上の投げキッスをしたり、その独特の言動がファンに愛され「ラブホリ先輩」という愛称で親しまれている。
 一見気ままに行っているように見られる彼のファンサービスだが、実は“人の心を掴む”という観点で見れば、心理学的にあながち間違った言動ではないという。今回は、心理学者・内藤誼人氏の『一瞬で人を操る心理法則』(PHP研究所)をもとに、中島の過去の言動を心理学的に検証してみよう。

 (ケース1)ユーモアで人の心に入りこむ

 自分の応援するアイドルと直に触れあえる握手会は、ファンにとってはうれしい反面、緊張する場面でもある。中には緊張のあまりに挨拶だけで終わってしまう人も少なくない。そんなファンに対して緊張をほぐしながら、愛のあふれる言葉を返した実例がこちら。

ファン「初めまして!」

中島「こないだ夢の中で会ったじゃーん!」

 この発言には「ユーモアは、警戒心や理性的な判断を無力化し、心の中に入り込む力をもっている」という特性が生かされている。確かに、面と向かってロマンチック発言をされたら、ファンの心は中島に鷲づかみされただろう。

(ケース2)“あなただけに”で心をつかむ

 どんなに甘い言葉をささやかれても、みんなに同じようなことを言っていてはファンも興ざめしてしまう。だが、中島は状況に応じて、相手によって心地よい言葉を投げかけるのだ。例えば、中島の目の前で靴が脱げてしまったファンに対しては「シンデレラ、気を付けて!」、腕をケガして三角巾で吊っていたファンには「えっ! 腕どうしたの? 大丈夫? 心配だよ…早く治る魔法ね!」とさすってあげるなど、機転の利いた対応。これにも心理学的な根拠があり、「わたしたちは『あなただけに』と特別扱いされると、それだけで嬉しくなってしまう」という心のはたらきがあるそうだ。反射神経のような素早さで、この言葉が出てくる中島はまさに天性のアイドル!

(ケース3)ペーシングで共感させる

 ケース1の場合と真逆に、握手会という短時間だからこそダイレクトに思いの丈をぶつけてくるファンも多い。好意を打ち明けられるのは確かにうれしいが、あまりにも強烈なものだとアイドルといえども怯んでしまうもの。だが中島の対応は……。

ファン「中島って名字ください!」

中島「もちろん! 住所教えて? ご両親に挨拶しに行くから」

ファン「抱いてください!!」

中島「優しくできないかもよ?」

 阿吽の呼吸とも言うべき見事な受け答えで、ファンを喜ばしている。これは心理学で言うところの「ペーシング」というもの。相手と呼吸を合わせ同調すると、共感を覚えさせ、相手のに入り込めるのだという。ファンの熱烈な告白にも戸惑うことなくすんなりと答え、相手のテンションに同調したうえでさらにメロメロにさせる返答。まさに「ラブホリ先輩」の面目躍如といったところだろう。
 今後の握手会で、中島がどんな言動でファンを喜ばせるのか、どんな「中島伝説」が生まれるのか。ファンならずとも楽しみにしたい。