自堕落な生活を送る干物女、実は潜在的な女子力は高め?

恋愛・結婚

2013/3/14

 2月26日に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に「干物女トリオ」として出演した、女芸人・黒沢かずこ(森三中)、元ビーチバレープレイヤーの浅尾美和、女優・冨士眞奈美を母に持つ小説家の岩崎リズの私生活が、Twitterを中心に多くの女性の共感を呼んでいる。「干物女」とは、マンガ家・ひうらさとるの代表作『ホタルノヒカリ』(講談社)の主人公・雨宮蛍のように仕事はしっかりするものの恋愛を面倒くさがり、自堕落な生活を送る女性を指す言葉。

 番組では、布団でひとり遊びをする黒沢や、水着を着用する機会が多かった現役時代からムダ毛処理をサボってた浅尾、他人と会話していると恋愛シミュレーションゲームのように行動の選択肢画面が浮かぶという岩崎の、マイワールドに浸る濃厚な日常が紹介され、“ひとり時間”を愛する女性たちは笑いつつも共感していたようだ。しかし『ホタルノヒカリ』の蛍しかり、干物女トリオしかり、公共の場では身なりや立ち居振る舞いを見ても女子力が高めに思える。この矛盾は一体?

 それを考える上で参考にしたいのは、『0円で「干物女」脱出!』(PHP研究所)。マンガ家修行中の生活ゆえに高レベルの干物女になったという高山わたる氏が、無料体験を通じて女子力を付けていく過程が描かれている。タイトルに「脱出」と書かれているが、実は干物女にも役立つ内容も多いのだ。

 浅尾が漏らしていたように、多くの女性にとっての宿敵……それはムダ毛! 高山氏は脱毛体験に行くが、事前に2ミリ以上毛を生やしていくこと、施術前に脇の写真を撮られることなどハードルが高い。しかし、高山氏がゲットしたとして挙げた女子力は「脇の草原が1列綺麗に刈り取られ、ツルツルになった」「痛みはあるけど、これだけ長持ちするなら本格的に脱毛してみようかなと思った」とのこと。面倒だといいながら自分でイヤイヤムダ毛処理する日々より、数回通って脱毛したほうが干物女的で女子力アップにもつながる。

 また干物女におススメなのが「速読」の無料体験。時間を持て余してると思われがちな干物女だが、実際は好きなアニメやアイドルDVDを見たり、本やマンガを読んだり、酒に溺れたりとハード。限りある時間の中で、1分でも長く自分の世界に浸っていたいときに速読を身につけていれば、多くの本やマンガを読むことができるはず! 無料体験ではパソコンのモニターを眺めることをメインにしたゲーム感覚の練習だけで、なんと読む量が2倍になったとか。ここで高山氏がゲットした女子力は「ラブレターが速読できるようになった!」「目の動きが鋭くなり、どんな速さで動くイケメンも目で追い続けられるようになった!」というから、いずれもらえるだろうラブレターに備えて、ぜひとも挑戦しておきたい!

 高山氏自身、無料体験を通して「自分が一番変ったのは外見的なものより嗜好や興味の部分が大きかった」「どんなきっかけでもいいから物事を“知る”ことで興味の視野が広がりそこから行動意欲がグングン生まれてくるんだということを実感」したという。もともと自分の興味の持ったことにはエネルギーと時間を費やす干物女。切り替えスイッチさえ見つければ、実は誰よりも女子力が高くなる素質を持っているのは干物女なのかもしれない。