究極のB級グルメ! いまサービスエリアの絶品メシが熱い!

食・料理

更新日:2013/4/25

 今年のGWの予定は、もう決まっただろうか。今回は、上手く休みをつなげれば10日間も休みが取れちゃう超大型連休。ディズニーランドやUSJといったテーマパークに遊びに行く予定を立てていたり、釣りやアウトドアなどのレジャーに出かける人、地元へ帰省する人など、遠出する人も多いのでは? そうなると、当然高速道路を利用する人も多いはず。そこで、今回は4月16日に発売された『ドライブご飯 絶品B級グルメ編』(広末有行/芳文社)をから、サービスエリアのオススメグルメを紹介しよう。

 まず、サービスエリアには大きく分けて4つのグルメがある。「そこだけでしか食べられないもの」と「ワンハンドでどこでも食べられるもの」、「調理を必要とする食材」、「お土産に大活躍の箱ものお菓子」だ。

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 それを踏まえた上で「あれもこれも食べたい!」という人には、埼玉県入間郡に位置し、2009年にリニューアルした関越自動車道のPasar(パサール)三芳がオススメ。鳥麻の「深谷ねぎ串」は「ビールがぶがぶ飲みたくなる味」だし、本場ドイツの味が楽しめるフォンハイムキッチンの「フォンハイムドッグ」は、とってもフレッシュでジューシーなんだとか。そして、三芳パーキングエリア時代から変わらない美味しさを誇るものもある。それが、どら弁当の「東のふるさと弁当彩りむすびとおかず満菜」だ。ローストビーフのおむすびや山芋の天ぷらなど、栄養バランスを考えた16種類もの料理がぎっしり詰まっており、デザートに和菓子を味わえるのも女性には嬉しいはず。もっと甘いものが欲しいなら、みよし縁日堂で売られている「羽根付きのたい焼き」も「皮のパリパリ感がとても美味」だと言うし、キュートクリームの「チーズソフトクリーム」は三芳でしか食べられない限定品。見ているだけでどれを食べるか迷ってしまいそう。

 また、サービスエリアをまったり満喫したいなら上信越自動車道上り線の横川サービスエリアなんてどうだろう。都心から約150km離れた群馬県安中市にある横川サービスエリアは、江戸時代の史跡をモチーフに作られたもの。そして、ここにはもともと上信越線を走っていたディーゼル車両「キハ58系」が置いてあり、その車内でごはんを食べることができるのだ。電車の効果音や社内放送まで再現されている車内で、横川と言えばコレ! と言うほど有名な「峠の釜めし」はもちろん、「どら弁当」の上州味の旅を味わえるなんてたまらない。ここならドライブだけでなく、電車での旅行気分も味わえて一石二鳥。他にも、チーズケーキの「プラチナフロマージュ」や、「峠の釜めし」そっくりに作られた手のひらサイズの「峠の釜アイス」など、これから暑くなってくる時期にはぴったりのデザートも充実している。

 そして、移動の合間にちょっと寄りたいなと思ったら、都心から約130km。静岡県富士市にある東名高速道路の富士川サービスエリアがいいかも。手軽に食べられる「富士宮やきそば」や炊き込みご飯の上にたっぷりの釜揚げシラスとサクラエビがのった「由比の浜っ子丼」など、短時間でも静岡の名産を堪能できる料理がたくさん。それに、サクラエビをふんだんに使った「由比の月」というおせんべいや小指サイズの餡団子ときなこ団子が楽しめる「安倍川団子」は、移動中の車内で小腹が空いたときにぴったり。もし時間に余裕があるなら、職人が駿河の食材にこだわって作った「駿河旬の小箱」を手に外へ出てみよう。富士山の絶景を見ながら食べる弁当は、何倍も美味しく感じられるはず。

 こんなふうに、目的や楽しみ方によってもいろんな選び方ができるSA。GWにどこかへ遠出する人もそうでない人も、ちょっぴりSAへ寄り道してみて。そうすれば、あなた好みの絶品SAメシが見つかるかもしれない。