不仲騒動の壇蜜と大久保さんも? 女子の先輩とうまく付き合う方法

人間関係

更新日:2014/1/27

人気グラビアタレント・壇蜜と、オアシズの大久保佳代子に不仲説が流れている。2人はレギュラー番組『だんくぼ・彩』(テレビ朝日系)で共演しているが、ギリギリまでスケジュールを出さない壇蜜に対し、大久保が怒りを露わにしたという。これに対し、大久保は「訂正するのも面倒くさいぐらい根も葉もない(ウワサ)」と言い、壇蜜も「それ(確執)は違う」と共に否定。真実は2人にしか預かり知らぬところだが、「超仲良しかといったら違うけど、普通ですよ」という大久保の言う通り、仕事のパートナーとしては認め合っているようだ。

 この大久保・壇蜜の不仲騒動、笑うに笑えない女性も多いのでは? 気の合う仲間だけで過ごせる学生時代と違って、社会人になれば同僚や先輩・後輩など、あらゆるタイプの人と付き合わなければならない。特に先輩からは、「仕事」を担保に、理不尽な要求をされたり怒られたり。気の合わない先輩との交流は、大きなストレスにもなる。そこで今回は、『苦手な女子のセンパイとうまくつき合う方法』(小嶋マキ:著、小迎裕美子:イラスト/草思社)から、先輩のタイプ別に攻略法を学んでみよう。

advertisement

 まずは、仕事において完璧主義を貫く「バリキャリ先輩」。彼女たちは自分が必至で仕事をしてきたからこそ、「仕事の出来より、態度を評価する」傾向にあるため、やる気・責任感のない後輩が苦手。つまり「なるべく先輩に近い存在になることが、気に入られるコツ」なのだとか。具体例を挙げると、先輩の得意分野の話を引き出したり、「憧れている」と褒めたりと、プライドをくすぐることが効果的。また、バリキャリ先輩の多くは私生活にもこだわりをもっており、「仕事だけのオンナじゃない」という自負もあるので、「仕事+プライベート」を褒めるのが最上級の攻略法なのだとか。そのためには、日ごろから先輩を観察し、どんなことにこだわりを持っているのか把握したうえで、自然に褒められるように練習しておきたいものだ。

 女性らしいモノ・洋服を好み、合コンや恋愛に命をかけている「乙女な先輩」には、ファッションや外見を褒めることが鉄則。髪型やネイルなどのちょっとした変化には、「すかさず言葉でフォロー」すべし! また、恋バナでは、自分の話したいことはグッと抑え、先輩を立てるのがポイント。「事前に先輩の彼の“スペック”をリサーチし、もし先輩の彼よりあなた(後輩)の彼が“上”の場合は、口にしないでください」というように、女性は心のどこかで相手より幸せかどうかを図ってしまうもの。特に“女性としての価値”を気にする「乙女な先輩」の前では、恋バナにおけるウソは優しさのうちと心得ていたほうがよさそうだ。

 OLが最も恐れる存在、「超お局先輩」を味方につける方法は意外なもの。年齢も経験も重ねた「超お局先輩」は、周囲に気を遣われすぎて、疎外感を覚えている人が少なくない。「敬意をもって接してほしい」と「あまりに“隔離”されると、それはそれで寂しい」の間を行き来している先輩の気持ちを汲み取り、適度な距離を保ちつつ部外者扱いはしない。この基本姿勢さえ身につければ、恐いと思っていた先輩とコミュニケーションが取りやすくなるだろう。

 一般的に、複雑でややこしいと思われがちな女性の上下関係。しかし、気を遣ったり優しいウソをついたりするのは、友人関係でも同じこと。努力の向き先が違うだけだと思えば、それほど難しいことではないと気付くはず。先輩の個性を理解した上でつき合い方を変えれば、今まで「苦手」「恐い」と思っていた人も、実は優しくて面白い人だという可能性も少なくない。一度苦手意識を捨て、先輩を観察してどういったタイプなのか見分けることから始めてみては?