夏までに痩せたい人にオススメ! 意外とクセになる断食ダイエット

ダイエット

2015/6/2

『1年で20キロやせた私が見つけた月1断食ダイエット』(尾山奈央/泰文堂)

 薄着の季節になると、突如、湧き出て来る「夏までに痩せたい!」願望。毎年、言っているけど痩せたことはない。もう、夏なんてあっという間だし、間に合わない。なんて人にオススメなのが断食ダイエットだ。食べるのが大好きなのに断食なんて辛い。という人も多いだろうが、この断食ダイエット、はじめてみると案外クセになってやめられないらしい。本当かと疑わしく思った人に読んでほしいのが『1年で20キロやせた私が見つけた月1断食ダイエット』(尾山奈央/泰文堂)。妊婦と間違われるほど太ってしまった著者が体験した1年間の断食体験エッセイから、断食ダイエットの良さを探ってみよう。

酒好き、飯好き、運動嫌いなのにはじめた断食ダイエット

 寒いから日本酒を飲み、暑いからビールを飲み、酒は百薬の長と言い訳しながら、腹痛にはビール、風邪をひけば日本酒、と好き勝手に飲んでいる著者の尾山さん。そのうえ「三度の飯より、飯が好き!」とまで言い、スポーツジムで運動しては、その分食べて太ってしまうというダイエットとは無縁の生活を続けていた。

 そんな尾山さんが断食ダイエットをはじめたきっかけは、SNSで1週間で7キロ痩せた友人を見かけたことと、婦人科系の病気を患ってしまい、健康な体を取り戻す必要があったことだった。しかし、湧き上がる「断食なんて、本当にできるのか?」という不安。自分の意思の強さに自信の持てない尾山さんは断食施設に申し込むことに。山籠もり修行さながら、近くにコンビニや飲食店のない断食施設にて集団断食を行うが、病気の悪化もあり7キロ痩せたものの強制終了させられることに。

正しい断食ダイエットの知識

 激安だった集団断食は、きちんとした指導者もおらず、お風呂の湯船につかってはいけないというなぞの禁止事項も相まって、病気の再発を招いてしまった。とはいえ、1週間で7キロ痩せるダイエットは他にないと思い、正しい知識をつけて断食ダイエットにチャレンジすることに。

 尾山さんは改めて、知人に紹介してもらった断食インストラクター指導のもと、乳酸菌発酵ドリンクという酵素ジュースのようなものを使った『ミネラルファスティングダイエット』や、食事指導だけでなく半身浴や運動を促すことで中からも外からもデトックスを行う、断食インストラクター独自のプログラム『スーパー有機ファスティングダイエット』などを取り入れて断食を行った。これによって、徐々に健康的に体重を落とすようになっていく。

クセになる理由とは?

 結果的には1年間で20キロ痩せた尾山さん。しかし、彼女は痩せてもなお断食を続けるという。婦人病は良くならなかったものの、慢性的であった肩こり、腰痛、ホコリやハウスダストによる慢性鼻炎、季節の変わり目に起こった気管支炎など体の不調が全て改善したという。また、お肌も綺麗になり、運動もしやすい体になり、一生続けていきたい習慣になったそう。断食当初の酒好き、飯好き、運動嫌いからは考えられない変化である。

 本書には成功失敗を繰り返した尾山さんが考える月1回1週間断食ダイエットも掲載されている。まだまだ信じれないという方は、一週間だけでもいいので断食をはじめてみてはいかがだろうか。体の変化、心の変化が感じられ夏には、ちょっと痩せた自分と出会えるかもしれない。

文=舟崎泉美