この夏、文庫片手に寝台列車で行く  内田百閒『阿房列車』をめぐる旅

ダ・ヴィンチ 今月号のコンテンツから

2015/7/8

『阿房列車』を追体験する列車旅に出発進行  旅行に行くときは必ず文庫を1、2冊バッグに忍ばせる。東南アジアを旅したときは金子光晴の『アジア無銭旅行』を読んでいたし、先日、北海道にバイク旅をしたときは花村萬月の『自由に至る旅』(大半が北海道の話)を読んだ。結局1頁も開かずに帰ってくることもあるのだが、旅に出る前に心の旅... 続きを読む