毎年悩む手帳選び…全81冊を紹介した“手帳事典”で来年に備えよう!

生活

2015/11/10


『手帳事典―自分に合った1冊が見つかる! 手帳選びの“最強”指南書。』(日本手帖の会:監修/玄光社)

 来年のことをいうと鬼が笑う。とはいえ、そろそろ来年に向けて色々と考える時期にさしかかってきたのではないだろうか。ボーッとしていてあっという間に新年を迎えてしまうのは毎年のことだが、この時期に検討してみたいアイテムのひとつに“手帳”がある。

 仕事や遊び、友だちや恋人との予定を忘れないために役立つもの。スマホなどでの予定管理が定着しつつある今でも、文房具売り場や書店の一角にはさまざまな手帳が並んでいる。。しかし、いざ使ってみるとどうもしっくりこない。そのうち存在も忘れて、気がつけば白紙のままなんていう人も少なくないだろう。

 来年こそ手帳をフル活用してみたいという人たちのヒントとして、おすすめしたい本がある。日本野鳥の会ならぬ、日本手帖の会が監修したその名もずばりな『手帳事典―自分に合った1冊が見つかる! 手帳選びの“最強”指南書。』(日本手帖の会:監修/玄光社)だ。

 A4サイズのワイドな誌面には日本手帖の会が推薦する全81冊の手帳が掲載されており、用途に応じて選べるのはもちろん、原寸で内容が書き込まれたイメージも多数使われているので眺めているだけでも楽しい。

 同書の導入部である「運命の1冊の見つけ方」では、手帳を選ぶ第一のポイントについて「過去・現在・未来のどこに重点を置いているか」と解説されている。過去であれば記録用、現在ならばやるべきタスクの管理、未来ならばスケジュールをいかに把握できるかが鍵になってくるということだ。

 次のステップで重要になるのは、自分自身の生活サイクル。日ごとか週ごとか、月ごとに整理していくのがふさわしいかをみきわめて、生活に合ったものを選ぶようにしよう。

 そして、最後には「自分の感性に合うかを見定める」のが重要だと同書はいう。人それぞれといえばそれまでだが、やはり、日常をともにする“相棒”と呼ぶべき存在であるため、手に持った時やカバンへ入れた時のサイズ、色み、罫線の幅、紙質や書き心地にもこだわり、途中でほったらかすことのない自分だけのお気に入りを選びたいところだ。

 ちなみに、筆者の場合には月ごとのスケジュールと週ごとの予定を、ひとつの手帳の中で両方書き込めるものを選んでいる。

手ざわりも考慮してカバーが革製のものをチョイス。写真下に伸びる2本のしおりで、現在進行している月ごとのページと週ごとのページを行き来できるようにしている。脇に付いているペンホルダーも便利

月ごとのページでは原稿の締め切りや出かける予定を時間とタイトルで簡単に記入。写真はほぼ真っ白の状態だが、原稿執筆などのデスクワーク、打ち合わせや取材へ出かける予定、プライベートの3種類でそれぞれ色分けしている

週ごとのページでは予定の詳細を左ページに記入。日ごとの最下部にある罫線に出かける予定をチャート形式で書いている。右ページにはいつ何を話したのかが分かるように、該当する週に沿った打ち合わせのメモを原則的に記入するようにしている

おまけではあるが、カバーの内側にクリアポケットが付いているためライブの思い出にチケットを挿入。ちょっと時間が空いた時に取り出してみて、ニヤリとすることもある

 コツコツと使い続けてみると、やがて振り返った時にその時々の記憶が蘇ってくるのも手帳の魅力である。今回、紹介した『手帳事典―自分に合った1冊が見つかる! 手帳選びの“最強”指南書。』をたよりに、読者のみなさんも自分の“分身”となりうる1冊に巡りあってほしい。

文=カネコシュウヘイ