超低価格・初版20部から写真集や小説を出版できるサービス「モチコミ」スタート

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/17


 情報通信事業を手がける出版ITベンチャーのグレイプスが、インディーズデジタル作品の出版サービス「モチコミ」を2015年11月5日(木)よりスタートさせた。

 「モチコミ」とは、ネットで個人出版をしている作家や、ロコアイドル、地下アイドル、読者モデルなどを対象に、ネット上で出版申込みから書店での販売までを支援するサービスサイト。ミニ写真集であれば2万5,000円から、小説などであれば3万2,000円から出版が可能となる。出版作品は、各タイトルにISBNコード(固有の書籍出版物を発行形態別、1書名ごとに識別するコード)を付け、東京・渋谷の大盛堂書店2階の“聖地書店”に並べられる。

 開始時は、超低価格・小部数の自費出版でスタートするが、読者の共感を得ることができれば、増刷のチャンスも。10部単位から増刷をおこない、その費用はグレイプスが出版社として負担。無名の新人でもベストセラーを狙える試みとなっている。

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 今後は協力書店を募集しつつ、ネットでの販売も予定されている。誰でも低価格で本を出版できる「モチコミ」で、ベストセラーが生まれる日もそう遠くないかもしれない。

「モチコミ」
サービス開始日:2015年11月5日(木)
料金:ミニ写真集 2万5,000円~、小説など 3万2,000円~
※価格は文字量により変動
提供:グレイプス
⇒出版支援サービス「モチコミ」