1位はやっぱりあの定番曲！―クリスマスソングランキング発表

　年末が迫り、街は少しずつクリスマスムードに。この季節になるとやっぱり聴きたくなるのがクリスマスソング。音楽情報誌『CD＆DLでーた』が発表した、「クリスマスソングランキング」を紹介しよう！

あなたが1番好きな「クリスマスソング」は？ ランキングTOP20
1位：クリスマス・イブ / 山下達郎
2位：ラスト・クリスマス / ワム！
3位：恋人たちのクリスマス / マライア・キャリー
4位：いつかのメリークリスマス / B’z
5位：クリスマスキャロルの頃には / 稲垣潤一
6位：恋人がサンタクロース / 松任谷由実
7位：メリクリ / BoA
8位：白い恋人達 / 桑田佳祐
9位：ハッピー・クリスマス （戦争は終った） / ジョン・レノン＆オノ・ヨーコ
10位：Hurry Xmas / L’Arc～en～Ciel
11位：Burnin’ X’mas / T.M.Revolution
12位：WISH / 嵐
13位：メリークリスマス / 二宮和也（嵐）
14位：すてきなホリデイ / 竹内まりや
15位：サイレント・イヴ / 辛島美登里
16位：ディス・クリスマス / クリス・ブラウン
17位：LAST CHRISTMAS / EXILE
18位：冬物語 / ケツメイシ
19位：Merry Christmas Mr.Lawrence / 坂本龍一
20位：WINTER SONG / DREAMS COME TRUE

　名曲・定番曲がたくさんあるカテゴリだけに、総合ランキングTOP20を見ても、昨年と4曲しか入れ替わりがないという結果に。今回はその「入れ替わった曲」をチェックしていこう。

　まずは、総合11位を獲得したT.M.Revolutionの「Burnin’ X’mas」。みんなのアニキからお茶の間の顔となった、西川貴教。浸透度のさらなる高まりが今回のランクインを呼び寄せたのだろうか？ 「特徴的な歌詞とPVがとても印象的」「ノリがよくて好き」「インパクトが強くて印象に残っている」といったコメントが寄せられ、ほかの「クリスマスソング」とはひと味違う楽曲とPVが異彩を放っている。

　次に総合13位、嵐・二宮和也の「メリークリスマス」。2014年10月にリリースされた嵐のアルバム「THE DIGITALIAN」に収録されている、二宮のソロ曲がこの順位にランクインした。「曲のかわいさに一目ぼれした」「歌詞も衣装もかわいくて大好きな曲」など、楽曲の良さやかわいらしさに魅かれたという女性からのコメントが多く集まる結果に。この楽曲は、作詞・作曲・編曲に二宮自身が関わっているという意欲作。新しい「クリスマスソング」として定着していくのか楽しみだ。

　そして総合16位はクリス・ブラウンの「ディス・クリスマス」。2014年、引退作とも噂されたアルバム「X」をリリースし、音楽シーンにカムバックしたクリス・ブラウン。そんな彼が2007年に映画「ディス・クリスマス」（日本未公開）に提供した、ダニー・ハサウェイのカバー曲が今回ランクインを果たした。

　最後は、総合18位にランクインしたケツメイシの「冬物語」。この楽曲は「聖なる夜に」との両A面シングルとして2007年にリリースされた作品。今回は意外にも「聖なる夜に」ではなく、「冬物語」が上位にランクインする結果となった。「冬の寒空の切なさが感じられる」といったコメントが寄せられたが、冬本番のクリスマス、こういった切ない曲もまた味わい深い余韻があるのかもしれない。

　全体的には、クリスマスシーズンに街中でよく流れている、いわゆる定番の「クリスマスソング」が上位に並ぶ結果となった今回のランキング。なかなか新しい定番曲が生まれにくい「クリスマスソング」だが、来年は新しい楽曲がランクインしてくることに期待したい。

＜調査概要＞
調査対象：全国47都道府県の10代から30代までの男女
回答者数：4,555人（男性2,130人、女性2,425人）
調査手法：大規模ユーザーリサーチシステム「eb-I」によるインターネット調査
調査期間：2015年10月5日（月）～10月6日（火）

■『CD＆DLでーた』12月号
価格：890円（税込）
発売日：2015年11月14日（土）
出版社：KADOKAWA