加藤鷹だけじゃない! 実は読みたい「○○セックス」本

暮らし

2015/11/30

 本屋で平積みの本を物色していると、思わず息をのむタイトルを目にした経験はないだろうか? たとえば、一時期流行した『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社)や『ポリネシアン・セックス』(ベスト新書)など、表紙に大きく“セックス”と書かれた書籍など、内容が気になっても手に取るには躊躇してしまう作品と出会ったことがあるはず。そこで今回は、性の神秘を大胆に追求している「セックス」本を紹介しよう。

エリートセックス

(加藤鷹/幻冬舎新書)

 伝説のAV男優、ゴールドフィンガーなどなど、さまざまな異名を持つ元AV男優・加藤鷹が、セックスのテクニックや男の生き方を綴った一冊。「腰を動かさずにイカせる方法」や「2本の指は重ねてねじりながら挿入せよ」などの具体的なハウツーが載っている一方で、「セックスはヒューマンドキュメントである」、「読解力と観察力。セックスのエリートは、ビジネスのエリート」など、人生に大切(?)なことも丁寧に解説されている。伝説の男が語るエリートセックスとは一体どんなセックスなのか、気になる人はぜひご一読を。

『セックス・センス ~「挿入しない」という快楽』

(マーティ・クレイン著/宋美玄監修/ブックマン社)

 昔、似たようなタイトルの大ヒット映画があったような気もするが、同書は有名なセックスセラピストのマーティ・クレイン博士が説く、センスの磨き方や老化との向き合い方が書き記されている。なんでも、マーティ・マクレイン博士はセックスアドバイス界のスティーブ・ジョブズの異名をとっているという。少々ピンとこない異名ではあるが、きっとこの『セックス・センス』を熟読することで、その謎も解明されることだろう。

稼げる男のセックステクニック

(田辺まりこ/ベスト新書)

 銀座の高級クラブ「姫」でナンバーワンホステスとして活躍した著者が語る、稼ぐ男の口説き方やセックステクニック。「いつだって女性が惹かれるのは、性欲も出世欲も強い男」と銘打ち、女性視点から見た“デキる男”にこだわった一冊となっているという。仕事、セックス、金……、すべてを手に入れたい、そんな男性なら手に取らずにはいられないタイトルのはず。

インテリジェント・セックス

(杉本彩/祥伝社新書)

 エロスの伝道師こと、タレントの杉本彩が執筆した同書。セックステクニックだけでなく、食事デートでの料理の選び方や口説き文句など、男女のコミュニケーション全般のテクニックインテリジェントにまとまっている。ちなみに、あとがきには「杉本彩のマイ・フェイバリット・ワイン」のページがあり、さまざまな銘柄のワインを彩姐さんが紹介してくれている。セックスとワインとの因果関係は不明だ。

オバサンだってセックスしたい!

(岩井志麻子/ベスト新書)

 さまざまな文学賞を受賞する有名作家であり、自身の性生活についてもメディアでオープンにしている岩井志麻子。そんな彼女の叫びをタイトルにしたのが、この『オバサンだってセックスしたい!』だ。同書には「若いコ扱いは要らない! ひたすらチヤホヤして!!」などのストレートな願望や「オバサンの悦ぶ抱き方を教えます」などの章が並ぶ。まさに“オバサンのトリセツ”として楽しめる一冊になっている。

 それぞれ、短いながらストレートかつ内容が気になるものが多くあった。毎年のようにセックス関連書籍が発売されているとことをみると、日本人のセックス率の低下が話題になるが、やはりこの四文字のインパクトは絶大なのかもしれない……。

文=田中ハルカ