森絵梨佳「自分らしさを出せる本を作りたかった」 フォトブック撮影秘話、そして新たな夢とは?【独占インタビュー】

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公開日:2015/12/24

 ファッション雑誌や美容雑誌などで活躍する森絵梨佳。「なりたい顔No.1」として女性から圧倒的な人気を誇り、CMでその愛らしい顔をご覧になった方も多いのではないだろうか。そんな彼女が、2015年10月29日(木)に待望となるフォトブック『こんにちは、私。』(宝島社)を発売。撮影はポルトガルで行われ、普段雑誌などで見せる表情ではなく、“素”の表情をたっぷりと披露している。

 そして2015年12月12日(土)には、SHIBUYA TSUTAYAにて発売記念イベントを開催。以前から自身のブログで「本を出すのが夢」と綴っていた森に、夢が叶った今の心境、撮影秘話、新たな夢などを語ってもらった。

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    森絵梨佳さん

――本を出すのが夢だったということですが、その夢が叶った心境はいかがですか?

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:本当にずっと夢だったので、自分のやりたいものがやっと出せたなという思いですね。

――本を出したいと思うようになった理由は?

:女性向けの本を出したことがなかったので、女性に読んでもらえるような本を出したかったというのが一番の理由です。そのためには女性のファンの方が多くなってくれるまで頑張らなきゃいけないなと感じてましたね。

――他のタレントさんが出すようなフォトブックとは全く違う雰囲気ですよね。

:そうですね。自分の本を出すとなると、自分のファッションを見てもらいたい、参考にしてほしいなど、それぞれ色んなテーマ、表現の仕方があると思うんですが、私は自分らしさを出せる本を作りたかったんです。仕事は仕事、と考えるタイプなので、普段の撮影などでは素の自分を出すことはあまりなかったのですが、この本では究極のプライベートをお見せできていると思います。

――帯の裏面が無地であったり、全体的にかなりシンプルだと思うんですがこだわりが?

:スタッフさんみんなで、帯やレイアウトなどを話し合って決めていったのですが、シンプルにしたいというのは元々思っていましたね。

――そもそも、なぜ今回ポルトガルで撮影しようと思ったのですか?

:自分らしさを思いっきり出せる国はどこだろうと本などを見ていたら、ポルトガルが一番しっくりきたんです。とても注目されているわけでなく、ものすごい最先端の国でないけれども、自分を持っていそうな国だなというイメージがあって、落ち着けそうだな、と。そして何よりポルトガルを旅している自分がイメージできたんです。

――撮影で思い出に残っていることを教えてください。

:カメラマンさんやメイクさんみんなで海に入って、笑い合いながら撮影したのが思い出に残ってます。そのページにも書いてありますが、本当に思ったよりも水が冷たくて、笑いが止まりませんでした(笑)。

――現地の人の家でのカットもありましたね。

:そうなんです! ちょこっとお邪魔させていただきました。でも本当にポルトガルは自然が豊かで色が鮮やかでしたね。広い草原など、周りに誰もいないようなところでのカットは、特に素の自分が出せていると思います。

――逆に大変だったことはありましたか?

:特に大変だと思うことはなかったですね。お天気にも恵まれましたし、あまり載っていませんが、料理もおいしかったです!

――特にお気に入りのページは?

:自分では、ピンクの花をバックに下から撮られているカットが特にお気に入りです。本当に色んな角度から撮ってくださったのですが、このアングルで撮るカメラマンさんはなかなかいないなと思って、嬉しかったですね

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    撮影:三宮幹史

――たしかに上からだったり、下からだったりと、色んな角度がありますよね! アップのカットも多いですよね。

:そうなんです! 臨場感を出したかったんです。

――書店でのカットもありましたが、ポルトガルの書店はいかがでしたか?

:雰囲気や建物など海外っぽさがあって、よかったですね。でも日本の本屋さんの品数は改めてすごいなと思いましたね。

――結構本やマンガは読まれる方ですか?

:読むときは本当に読みます! マンガも少年マンガ、少女マンガどちらも読みますが、どちらかといえば少年マンガが多いですね。

――最近お気に入りのマンガはありますか?

:『喰う寝るふたり 住むふたり』の、あのほっこりする感じが好きでお気に入りです。休みの日にはたまに漫喫も行ったりしますよ。

――ええ!そうなんですか! それはかなり驚きです! 残念ながらそろそろお時間とのことで、最後の質問です。本を出したいという夢が叶ったわけですが、次の夢やチャレンジしたいことは決めてますか?

:次は演技にチャレンジしたいです。今までは苦手だったんですが、ずっと夢だったことが叶って、心境の変化もあり、これからは演技もできていければいいなと思うようになりました。もちろん雑誌のお仕事も大好きなので続けていきたいです!

――では、最後に一言メッセージをお願いします。

:普段の雑誌では見られないような私をお見せできたと思います。実際はこんな感じなんだな、と思って見ていただけたら嬉しいです!

――ありがとうございました!

 夢を叶え、また新たな夢に向けて走り出す、森絵梨佳、27歳。今後、彼女はどんな表情を見せてくれるのだろうか。これからの活躍に注目だ。

こんにちは、私。
著:森 絵梨佳
写真:三宮幹史
価格:1800+税
出版社:宝島社