選ばれない女の特徴とは? 異性から見て自分は「どんな女」かチェック!【心理テスト】

恋愛・結婚

公開日:2016/1/23


『それ、男はこう見ています。だからあなたは選ばれない』(阿雅佐/主婦と生活社)

 自分がどんな女に見られているか、想像したことはありますか? 明るい女、面白い女、おしとやかな女、姉御肌な女…。女性の多くは、少なからず自分のことを良いイメージで見ていることでしょう。「そんな…」とか言わなくて大丈夫です。大抵の人が、自分のこと結構好きなもんです。

 しかし、ハッキリ言わせていただきます。周りの評価って、自分で思うよりも結構シビアです! そこで今回紹介するのは、『それ、男はこう見ています。だからあなたは選ばれない』(阿雅佐/主婦と生活社)。

 長く、そしてストレートなタイトルが突き刺さる本書は、占いポータルサイト『PROLO』の人気連載を書籍化したもの。恋占いのエキスパート・阿雅佐さんによる心理テストをまとめた一冊です。全部で5章立てになっており、第1章は、「異性から見て自分はどんな女なのか」をテストします。例えばこんな質問。

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Question
とあるパーティーで、あなたは好みのタイプと知り合います。ひとしきり会話を楽しんだあと、彼が「ちょっと失礼」と中座したときのこと。ふと見ると、さっきまで彼がいた場所にあるものが置き忘れられていました。いったい、それは何だったと思いますか?

A スマホ
B 本
C 名刺入れ
D ハンカチ

直感で選びましょうね。選びましたか? では、回答をどうぞ!

Aを選んだあなたは男性から「チョロい女」だと思われています。もっとも身近な持ち物であるスマホを選んだのは、気になる男性との距離を素早く縮めたいという潜在意識の表れ。その姿勢が男性にはノリが軽くてオトしやすいという印象を与えてしまうのです。

Bを選んだあなたは男性から「口うるさい女」だと思われています。知性の象徴である本を選んだのは自分を高めてくれる男性と付き合いたいという潜在願望の表れ。そんな前向きな向上心が「どこか先生っぽい」「実はチェック魔かも」と誤解されてしまうのです。

Cを選んだあなたは男性から「小賢しい女」だと思われています。キャリアの象徴である名刺入れを選んだのは地位や名誉のある男性と近づきたいという潜在願望の表れ。そんな志の強さが男性にブランド好きの野心家と感じさせてしまうのです。

Dを選んだあなたは男性から「地味な女」だと思われています。もっともシンプルなハンカチを選んだのは誠実で清潔感のある男性と付き合いたいという思いの表れ。そんなきちんとした真面目さが男性にはイマイチおもしろみに欠けるように映ってしまうのです。

 さぁ、みなさんどうでしたか? 潜在願望が明るみに出てしまったのではないでしょうか。ちなみに、筆者は「小賢しい女」でした。見栄っ張りなのが、見事に言い当てられてしまったようです。

 そして、もうおわかりですね。この本で得られる回答は、地味な女、身の程知らずな女、軽薄な女などなど、ほぼネガティブイメージです。あえて自分をマイナスから見つめることで、自意識を叩き直すという狙いなんでしょう。心して読む必要があります。

 特に面白いのは、第4章。ここでは「SNSでどう思われているか」がわかります。リアルなイメージだけでなく、ネット上のイメージまで明るみにされてしまうのです。

Question
あるSNSで、人気小説の感想が盛り上がっています。中でも一番反応が大きいのは、主人公がひどく落ち込むところ。「気持ちわかる!」「これは相当ヘコむよね…」と、ユーザー同士で会話が弾んでいます。いったい、主人公はどうしてそんなに落ち込んでしまうのでしょう?

A いろんなことが重なって疲れ果てた
B アラサーなのにまだ彼氏がいない
C 彼が自分の親友と二股をかけていたことが発覚
D ある事件の犯人であるという濡れ衣をかけられた

選びましたね? では、回答をどうぞ!

Aを選んだあなたはSNSで「捨てられる女」だと思われています。原因を特定せず雰囲気的に不幸をイメージしたのは日頃から些細なことで胸を痛めていることの表れ。そんな様子がSNSでも「コメントが暗い」「最後は不幸になるタイプ」と思われてしまうのです。

Bを選んだあなたはSNSで「突っかかる女」だと思われています。致命的な出来事ではなく、主人公の劣等感をイメージしたのは、友達と常に同列で仲良くしていたいという思いの表れ。その意識がSNSでも「仲間のイチ抜けを許さない」「人の幸せをよくディスる」と誤解されてしまうのです。

Cを選んだあなたはSNSで「ラスボス女」だと思われています。かなり複雑なトラブルをイメージしたのは笑顔の奥に潜む人の痛みに敏感だから。その鋭い視点がSNSでも「コメントが鋭すぎ」「何でも見透かされてる感じが怖い」と皆をおののかせてしまうのです。

Dを選んだあなたはSNSで「気を許せない女」だと思われています。主人公の精神面のみならず、社会的な抹殺状態をイメージしたのは、人生には徹底的にヘコむときが来るという自戒意識から。その真剣さがSNSでも「コメントが本気すぎて引く」「緊張感ありすぎ」と思わせるのです。

 筆者は「ラスボス女」でした。個人的には「突っかかる女」に近いと思ってたりして…。

 辛辣な結果に落ち込む人もいるかもしれません。ですが、ガックリする必要はありませんよ。すべての診断結果に、救済措置が書かれているのもこの本のポイントです。最初に紹介した「小賢しい女」という結果には、男性に野心家だと感じさせないよう、「“100円ショップに行くのも好き”と言えばいい」というような、具体的な指示が書かれています。これを実行すれば筆者も小賢しい女から脱却できるかもしれないというわけです。

 出会いはあっても、どうも恋に結びつかないとお悩みのアナタ。ひょっとすると、『だからあなたは選ばれない』を読めば、その答えがわかるかもしれませんよ…。

文=中村未来(清談社)