映画『3月のライオン』主演・神木隆之介にファン大絶賛!「こんなに期待通りのキャスティングはあったでしょうか!」

マンガ

公開日:2016/4/3


 高校生のプロの将棋棋士を題材にした漫画『3月のライオン』が実写化され、前後編の2部作として2017年に劇場公開される。主演を神木隆之介が務めることが発表されると、原作ファンは「だろうね! 安定の神木くん」「神木くんでよかった」「ああ、よかった! 零くんは神木くん以外に考えられないと思ってました。楽しみだー」と、待ってましたと言わんばかりの反応を見せている。

 漫画、TVアニメ、実写映画、ドラマと大ヒットを記録した『ハチミツとクローバー』を描いた羽海野チカが、2007年より『ヤングアニマル』で連載している『3月のライオン』。中学生で将棋のプロデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士・桐山零が主人公。幼い頃に両親と妹を交通事故で亡くし、孤独を抱え、来る日も来る日も、すがりつくように将棋を指し続けた。そんなある日、零は三姉妹・川本あかり、ひなた、モモと出会う。それは、将棋盤以外の“自分の居場所”との出会いでもあった…。激しい才能と激情がうごめく棋士たちの生きる将棋の世界と、陽だまりのような川本家の食卓。数々の対局とあたたかな人々との交流を通じ、零は棋士として、人として、ある覚悟を決めていく――。

 将棋を題材としながら、人とのつながり、成長を描いた同作は多くの読者の心を強く揺さぶり、2009年の「第2回マンガ大賞」で第3位、2011年の「全国書店員が選んだおすすめコミック」で第2位、2014年の「第18回手塚治虫文化賞」でマンガ大賞を受賞、2015年の「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2015」コミックランキングで第1位など数々の漫画賞を受賞し、男女問わず幅広い世代から圧倒的な人気を獲得している。

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 そしてこの大人気原作漫画の実写化に挑戦するのが神木隆之介だ。神木はこれまでにもいくつかの実写映画に出演し、大きな称賛を受けてきただけにファンは「こんなに期待通りのキャスティングはあったでしょうか! とおもえるほど神木きゅんしかいない!」と、心待ちにしていたようだ。

 神木の役者歴は15年以上にもなるが、ここ最近は特に漫画の実写作品への出演が多い。2014年には、本人も熱望していたという映画「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」で、感情の無い天才剣士・瀬田宗次郎役を務めると、あまりのハマりっぷりに「原作の大ファンで実写に反対してたけど、神木君の宗次郎を見て考えが変わった」「世界中探してもこれだけの適役はいない」と、実写化に対して厳しい原作ファンをも唸らせる演技をみせた。

 また、同年の映画「神さまの言うとおり」ではサイコパス気質な狂気性を持つ天谷武役を演じ「ゾッとする」「この役を演じられるなんて凄すぎ」と絶賛された。2015年の映画「脳内ポイズンベリー」では、「るろうに剣心」「神さまの言うとおり」の時に見せたシリアスな演技とは全く違う、脳内のポジティブな思考・石橋役で漫画さながらのコミカルな演技で鑑賞者を沸かせ「神木きゅん面白い!」「神木くんってホントどんな役でも出来るな~!」「神木くん可愛すぎか!」と、こちらも大きな称賛を受けた。

 そして「第39回日本アカデミー賞」で話題賞を受賞した、映画「バクマン。」では高木秋人役を演じ、監督の大根仁が映画の一番の鍵となる童貞らしさに関して「神木は心配なかった」と太鼓判。映画鑑賞者からも「神木くんの透明感あふれる童貞感が素敵だった」「いい感じにイモ臭い高校生らしさが出てて最高」と、神木の役へのなりきりっぷりに感嘆。

 今回神木は『3月のライオン』出演にあたって「『3月のライオン』は元々大好きな原作なので、お話を頂いた時は本当に嬉しかったです。大人気の原作なので、大きなプレッシャーはありますが、原作の中にある温かさを出せたらいいなと思っています」とコメントしている。

 2016年秋にはTVアニメ放送も控える『3月のライオン』。アニメ、映画ともに順次情報解禁されていくので、今後の動きから目が離せない!

映画「3月のライオン」
公開日:2017年
原作:羽海野チカ
監督:大友啓史
キャスト:神木隆之介ほか
制作プロダクション:アスミック・エース、ロボット
配給:東宝=アスミック・エース
⇒映画「3月のライオン」公式サイト


■『3月のライオン』11巻
著: 羽海野チカ
価格:525円(税込)
発売日:2015年9月25日
出版社:白泉社