「美味しそう」「マネしたい」とInstagramで絶対いいね!される盛り付けのコツ【作ってみた】

食・料理

2016/4/14


『TABLE DIARY 今日、なに食べる?』(中野晴代/ワニブックス)

 もともと料理は苦手、「しなければならない」と思うと苦痛になってしまう…という著者の中野晴代さん。平日はフルタイム勤務、帰宅後は個人のお仕事、土日はお子さんの野球と毎日を大忙しに過ごす中でどうすれば楽しく料理ができるか、幸せな食卓をつくれるか、という気持ちからワンプレートに盛り付けるカフェ風朝ごはんのレシピが生まれました。本書『TABLE DIARY 今日、なに食べる?』には、50のプレートのレシピ以外にも、コラムがあり、お皿を4分割するイメージで配置する盛りつけ方や、食材の切り方、ハーブ等の差し色効果について、またiPhoneを使っての料理撮影術についてもわかりやすくシンプルな手順で紹介されています。

1.ピザトーストプレート(P.42)


 ピザトーストの作り方:ケチャップ大さじ4にマヨネーズ大さじ1を混ぜ、すりおろしたにんにく、乾燥バジル、塩コショウをしてよく混ぜたらお手軽ピザソースのできあがり! 食パンにぬったらチーズをのせてソーセージ、コーンを置いてトースターで焼きます。仕上げに乾燥パセリをふりかけたら完成です。

 おはよう! と笑いかけてくるような、鮮やかで食欲をそそるピザトーストができました。具をのせる順番を意識するだけでぐっと美味しそうになるんですね。私はいつも何も考えず、具の上にチーズをかぶせた白いピザトーストをつくっていたのですが、もうそんなお布団みたいな朝食にはさよならです。それから、このピザソースのレシピは便利ですね。ケチャップ&マヨネーズの鉄板コンビで女性はもちろん、男性の朝ごはんがっつき率を大幅にアップしてくれます。しっかり食べたい・食べていって欲しい朝におすすめのプレートです。

2、にんじんのポタージュとサラダのプレート(P.96)

 にんじんのポタージュ:にんじん一本、たまねぎ2分の1個を小さく切り、バターを入れた鍋でしんなりするまで炒めます。水とコンソメを入れやわらかくなるまで煮たらブレンダーで撹拌し、牛乳を入れ塩コショウで味を調え、生クリームを数滴落とします。

ポタージュスープのある朝食もいいですね。心とおなかをやさしく目覚めさせてくれます。こちらで使うコンソメは、なるべく塩気の強すぎないものがおすすめです。そのほうがベーコンの味も引き立ちます。とろっとしたスクランブルエッグをパンにのせて、リラックスムードのブランチにぴったりなまろやかプレートのできあがりです。

3、焼きおにぎりと蒸し野菜のプレート(P.108)

 いんげんの白和え:いんげんは筋を取って4等分に切り、約5分ほど塩ゆでにします。水切りした豆腐をつぶしたら、練り白ごまと砂糖各大さじ1、すり白ごまとしょうゆ各小さじ1を入れて混ぜましょう。最後にいんぜげんを混ぜ入れて完成です。

 『TABLE DIARY』では、パンやデザートパンケーキだけでなく甘くないパンケーキやおにぎりをつかったプレートも数多く紹介されています。つい作りすぎてしまった和のおそうざいもこの通り。大皿にドサッとのせるのと、小さく美しく盛り付けるのとではお箸の運びがこうも違うのかと驚きます。焼きおにぎりを作る時にはお醤油にごま油を入れて塗ると、焼き目が香ばしくコクも出て絶品ですよ。蒸し野菜は口に含む一つ一つに素材の甘みが出て幸せ。軽くポン酢をつけて召し上がってください。

 

盛り付けという調味料
 今回作ってみて気付いたことは、食事を美味しそうに整えること、美しくみせることは食べる人に対する愛しみがないとできない、ということです。それが自分ならなおのこと、ケアとして大切にすべきことなのかもしれません。みなさんもぜひ盛り付けを手間や面倒ではなく、愛情という万能調味料としてご活用ください。一つのお皿の中におさまるようにバランスや彩りをコーディネートするのは絵を描いているようで、やってみると楽しいですよ!

文=oko