『どうぶつの国』から約2年半ぶり! 雷句誠の新連載発表にファン大興奮!

マンガ

公開日:2016/4/26


 『金色のガッシュ!!』『どうぶつの国』など名だたる良作を生み出し続ける漫画家・雷句誠の待望の新連載情報が、2016年4月20日(水)発売の『週刊少年マガジン』21号で発表された。新連載の名は『VECTOR BALL』。次回予告ページには球体のようなものと、その中心に光り輝く十字の“何か”が描かれており、雷句のファンからは「いったいどんな話になるんだ?」「球体のイラスト…謎めきがすごすぎる」と想像を掻き立てられているようす。

 高校一年生のときに初めて漫画の持ち込みをし、高校在学中に『BIRD MAN』でまんがガレッジに入選、見事デビューを飾った雷句。その後、『うしおととら』作者・藤田和日郎のアシスタントを6年間務めたのち、2001年から『週刊少年サンデー』で『金色のガッシュ!!』の連載が開始された。

 『金色のガッシュ!!』は、モチノキ第二中学校の二年生でIQ190の天才・高嶺清麿と、記憶を失った金色の頭をした少年・ガッシュ・ベルが千年に一度行われる魔界の王を決める戦いに巻き込まれるファンタジーバトル漫画。同作は人間と魔物が一人二組となり、魔界の本を読むことで強力な術を放つというファンタジー色の強い漫画で「この王道感が堪らなくいい!」「ファンタジー漫画で金色の右に出るものはないな」「清麿とガッシュの絆がだんだんと強くなっていくさまがたまらん!」と多くのファンを魅了。

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 また本が燃えてしまうと魔物の子は魔界に帰らなければいけないという設定が受け、「ハラハラドキドキのバトル漫画!」「戦いに敗れていなくなってしまう魔物の子と人間の別れが泣ける」「号泣につぐ号泣。涙なしじゃガッシュベルは語れない」と大好評を博し、2003年に第48回小学館漫画賞少年部門を受賞するなど、名実ともに大人気漫画の地位を確立した。そんな大人気漫画を生み出した雷句の新連載がスタートするとなれば、ファンの気もそぞろではない。

 雷句のブログ「雷句誠の今日このごろ。」で、2016年3月20日に投稿された記事では「全く更新できなくて、もう3月後半です。(涙)」というタイトルと共に「本当に更新できずに申し訳ありません。また、余裕ができたら更新しますので、お待ちくださいね」と近況報告。前回の投稿日は1月11日となっており、ファンからは「どうしたんだろ? 病気とかじゃないよね」「雷句先生、元気でいればいいけど」「体大切にしてくださいね」と心配の声が上がっていた。そんな中、4月20日0時に投稿された『VECTOR BALL』という文字と謎の球体イラスト、そして「新連載開始!!!」の文字に「待ってました待ってましたありがとうございます!!!!!! またひとつ頑張れる理由ができました!!!」「ずっと待っていました!」「嘘だろおい! 夢かこれは? 俺はまだ寝ぼけてんのか?」「だれかほっぺたつねってくれ!」と騒然となるファン一同。

 今回の新連載は、2013年に終了した『どうぶつの国』から約2年半ぶりの連載となる。2016年4月27日(水)発売の『週刊少年マガジン』22・23合併号にて巻頭カラー62ページで初お披露目ということで「『マガジン』の希望の星になること間違いなしって感じか」「62ページってなかなか異例じゃない? 『マガジン』のこれからを背負っていく代表作になるってことなのかね」と期待の声が。また“絆の学園ファンタジー”と紹介された同作に「よっしゃあまたファンタジー! ガッシュで成功してんだから間違いないっしょ!」「雷句誠のファンタジーというだけで読む価値がある」「ガッシュで不動の王道ファンタジー描いた雷句誠さんならやってくれる。そう信じてる!」と、ファンはさらに大興奮の様子。

 ファンの中には「この球体で戦うんじゃないか?」「いやこの球体はひとつの世界だな」なんて予想の声も。新連載でどのような物語を描くのか、絶対に見逃せない!

■『金色のガッシュ!!』16巻
著:雷句誠
価格:667円(+税)
発売日:2012年6月7日
出版社:講談社