大沢在昌の熱きメッセージ! 「どんなに細くなっても生き延びるんだ」

文芸・カルチャー

2011/9/5

この20年間、一貫して警察小説のトップを走り続けてきた作品がある。大沢在昌の『新宿鮫』だ。  その第10作にあたる『絆回廊(きずなかいろう) 新宿鮫Ⅹ』(光文社)が刊行された。     これまでの本シリーズでは、警察と暴力団という2つの「組織」がどのように対峙していくのかという主題が追求されていた。前作『狼花(おおか... 続きを読む