韓国料理「ナムル」がすごい6つの理由

食・料理

2016/5/25

『ナムル100』(チョン・テキョン/講談社)

 韓国料理屋に行くと、必ず出てくる「ナムル」。もともとは野菜や山菜で作る韓国の和え物のことを言い、日本で一般的なものと言えば、ほうれん草やもやしを使ったものでしょうか。

 でも、それだけで満足するなんてもったいない! 実はナムルは、①いろいろな野菜を摂ることができ美容に良いだけでなく、②作り方もシンプル、③味つけのバリエーション多し、④作り置き可能、⑤応用料理まで楽しめる、⑥ナムルだけで献立ができると、特に忙しい女性ほど普段の生活に取り入れたい料理だったんです。

 そんなナムルのレシピばかりを集めた、その名も『ナムル100』(チョン・テキョン/講談社)が発売されました。ここでは、1種類の野菜だけで作るものから2種類の食材を組み合わせたもの、ナムルを活用したアイデアレシピまで全100品紹介されており、知っていると野菜の食べ方の幅が広がることを間違いなしです。そこで今回はこの中から、今すぐ作って食べたくなるナムル3品を実際に作ってみました。

1.ピリ辛が止まらない!「じゃが芋の炒めナムル」


 熱したフライパンに、短冊切りにして水にさらしたじゃが芋を入れてからいりします。水分がとんだら油とにんにくのすりおろしを加えて炒め、さらに塩、すり白ごま、ごま油、コチュジャン、黒こしょうを加えて炒め、味がなじめば完成です。

 まずは1種類の野菜だけを使ったナムルレシピです。どちらかというと、ほくほくした食感で使われることが多いじゃがいもですが、ここでは短冊切りにして炒めることで、シャキシャキとした歯ごたえになりました。ここにピリリとした辛さが絡んで、一口食べたら白飯が何杯でも進む美味しさです。

2、焼きのりのうまみでおいしさ倍増!「万能ねぎとのりのゆでナムル」


 鍋に水と塩を入れて沸騰したところに万能ねぎを入れてさっとゆでます。これをボウルに入れ、手でちぎった焼きのり、しょうゆ、すり白ごま、ごま油、長ねぎのみじん切り、酢と一緒に和えれば完成です。

 こちらは万能ねぎと焼きのりという2つの食材を使ったナムルです。万能ねぎというと、薬味で使われるイメージですがここではメインの食材に。そして、ここに同系色の焼きのりを和えることで、焼きのりのうまみが全体をうまくまとめ、とっても味わい深い一皿になりました。万能ねぎも焼きのりもどちらも「和」っぽい食材ですが、味付けによって一気にナムルに変身しました。箸休め的なおかずとしても使えるし、お酒のおつまみにもぴったりです。

3、たっぷりの野菜ナムルと麺をしっかり絡めて食べたい「ビビンめん」

 ボウルに茹でたそうめんを入れ、そこにコチュジャン、砂糖、すり白ごま、ごま油を加えて混ぜ合わせます。これを器に盛り、にんじんときゅうりと春菊のナムルを彩りよくのせれば完成です。

 3種類の野菜で作ったナムルをぜいたくにも一緒にのせて味わう、ナムル活用レシピです。甘辛に味付けした麺に、それぞれの味付けで作ったナムルをのせたら、全部が絡むようにしっかり混ぜ合わせます。食べてみると、3種類の野菜それぞれの食感が楽しく、とても満足度の高い一品になりました。春菊のナムルってかなり新鮮ですが、クセになる味でこちらもオススメです。

 

副菜からメイン料理にまで使えるナムルをもっと開拓したくなる!
 韓国料理屋の付きだしというイメージが強かったナムルのイメージが一気に覆される1冊でした。野菜を茹でたりしてかさが減るので、生野菜で食べるよりもたくさん食べることができ、しかも美容に良いので、これは取り入れないわけにはいきません。ナムルを食べて、目指せ韓国人女性のようなツヤツヤ肌!

文=JUNKO