パンだって作りおきできちゃう! まとめて生地を作ればいつでも焼きたてが味わえる♪【作ってみた】

食・料理

公開日:2016/10/28

『冷蔵庫で作りおきパン いつでも焼きたて』(吉永麻衣子/主婦の友社)

 朝はパン派という人の中で、毎朝自宅で作った焼き立てのパンを食べている人はいったいどれくらいいるでしょうか? ホームベーカリーがあれば実現できるかもしれませんが、収納場所は取るし、前日の夜に材料をセットするのも面倒です。しかし、ついにパンも「作りおき」の時代へ。『冷蔵庫で作りおきパン いつでも焼きたて』(吉永麻衣子/主婦の友社)では、時間がある時にパン生地をまとめて作り、食べたいときに手軽に焼けるパンレシピが数多く紹介されています。週末に生地を作れば、平日の朝焼き立ての美味しさを味わえるし、食べたいときにいつでも手軽に焼けるので、おやつやランチやディナーなどでもアレンジが無限大!そこで本記事では手間がかかるとされるパン作りに革命を起こす「作りおきパン」のシンプルなレシピを紹介。さらにお惣菜パン2品を実際に作ってみました。

基本のパン生地【作ってみた】

 生地づくりも、発酵は冷蔵庫におまかせなので、粉と水分をまぜたら、こねるのはたったの2分と簡単。ある程度のまとまった量を時間がある時に作っておけば、あとは使いたい時に使いたい分だけ切り取って、残りはまた冷蔵庫に戻して使えるので便利です。

◎プレーン生地の材料(こね上がり生地450g分)
A 強力粉:250g
塩:4g
砂糖:12g

B 牛乳:100g
水:70g
インスタントドライイースト:3g

1、大きいボウルにAのすべてを入れ、ゴムべらでよくかきまぜる。
2、小さいボウルに、まず液体の材料を合わせ、イーストを振り入れる。イーストが沈んだらOK。5分以上おくとイーストの元気がなくなってしまうので手早く。
3、AにBをまぜる。ゴムべらでボウルの底からまぜる。粉っぽさがなくなればOK。
4、指先を使って、ボウルの中で生地をこねる、ひとつにまとまってきたら、生地をのばして折りたたむという作業をくり返して、2分以上こねる。こねすぎても大丈夫。生地がひとつにまとまればこね上がり。丸くまとめる。冷蔵庫で長時間発酵させるので、表面がデコボコの状態で大丈夫。

★生地ができたら、あとは生活スタイルに合わせて2つの作りおきパターンがある。本記事では大きな生地で5日保存コースを紹介!

5、高さのある保存容器を用意し、生地がくっつかないように内側に油(分量外)を薄く塗り、丸くまとめた生地を入れ、ふたをする。冷蔵庫で8時間以上ねかせる。1.5~2倍にふくらんだらOK。

『切りっぱなしのサンドイッチ』(P.17)

 プレーン生地をカットして焼くだけ!焼きたてパンに具を挟んで朝食に。焼きあがるまでの時間も、両面焼きの魚焼きグリルならたった4分。忙しい朝でも短時間調理が叶います。


【材料】(2個分)
プレーン生地:90g
マヨネーズ、ロースハム、スライスチーズ、きゅうり(薄切り):各適量

1、分割・成形
台に強力粉(分量外)を振って生地をとり出し、45gを2個切りとる(残りは丸めて保存容器に戻し、冷蔵庫に入れる)。切った生地をそのままの形で焼くので、丸める必要はなし。

2、焼成
・オーブントースターの場合:予熱なし1200Wで13分
・オーブンの場合:予熱あり180度で15分
・フライパンの場合:生地を入れてふたをし、強火で20秒あたため、火を消して15分おく(二次発酵)。弱火で7分、返してさらに7分。
・魚焼きグリルの場合:両面焼きは中火で4分、片面焼きは返してさらに3分

3、仕上げ
パンの中央に縦の切り込みを入れ、ハム、マヨネーズ、チーズ、きゅうりをはさむ。

生地に材料をのせて焼くだけ!「マヨコーンチーズパン」(P.19)【作ってみた】


 パン生地を直径10cmくらいに広げて成形し、上にマヨネーズ、コーン、ピザ用チーズ、パセリをのせて焼くだけで完成です。

 生地に材料をのせて焼くだけの惣菜パンレシピです。180度のオーブンで15分ほどで焼いたのですが、材料をのせるだけなので、予熱を含めて30分もかからずに焼きたてパンを味わえました。両面焼きの魚焼きグリルなら4分で焼きあがるので、さらに時間はかかりません。少し塩気があるトロトロのチーズ、コーンの甘さ、コクがあるマヨネーズが絶妙に絡んで、一口食べただけでほっこりできるパンになっていました。これは小さな子供から大人まで、間違いなくみんなが好きな味ですよ。

揚げてないのにサクサクスパイシー「カレーパン」(P.37)【作ってみた】


 パン生地にキーマカレーをのせて口をとじます。これを溶き卵にくぐらせ、オリーブオイルをまぶしたパン粉を全体につけて焼けば完成です。

 パン生地に具を詰めて焼いた惣菜パンレシピです。180度に予熱したオーブンで15分ほど焼きましたが、今回中に入れたキーマカレーは市販のものなので、こちらも30分もかからずに焼き上がりました。両面焼きの魚焼きグリルなら4分で焼きあがるので、さらに時間はかかりません。しかも、通常カレーパンと言えばたっぷりの油で揚げますが、今回は焼くことでかなりカロリーダウンに! 気になる味はというと、噛んだ瞬間に揚げたようなサクサク感がしっかりあり、でも油っぽさはなく、中からピリリと辛いカレーがジュワーっと出てきて、短時間でできたとは思えない完成度の高いパンでした。これが毎朝味わえるのは相当贅沢!

 

パンはやっぱり焼きたてが1番!
以前パンを作った時に、1次発酵やら2次発酵やらで、作りだすともうほぼ半日近く家を出られなかった経験があったため、それ以降手作りから遠のいていました。でも、今回久しぶりに焼きたてを味わったら、やはり市販のものでは味わえない美味しさに感動しました。パン生地は夜寝ている間に発酵が終わり、30分もあれば焼きたてが味わえるとは、まさに忙しいパン派にもってこい! 今回はオーブンを使用しましたが、トースターやフライパン、魚焼きグリルならさらに時短ができます。ぜひこれからは「作りおきパン」で、美味しい朝を楽しんで下さい。

文=JUNKO

この記事で紹介した書籍ほか

冷蔵庫で作りおきパン いつでも焼きたて―週末生地を作って平日食べたい分を焼く

著:
出版社:
主婦の友社
発売日:
ISBN:
9784074195329