保育のプロが教えるマル秘テク! 自分でできる子が育つ「茶々式しつけメソッド」とは

出産・子育て

2016/12/10

 片づけも着替えもトイレも、しつけのコツは「面白そう!」と思わせること。今日からできる、しつけのヒントを伝授する『「自分でできる子」が育つ 茶々式しつけメソッド』が2016年11月18日(金)に発売された。

 子どもをしつける理由は、“自分のことが自分で”できるように育てるためであり、1回や2回伝えて出来るようになるものではない。同書の著者、茶々保育園グループの創始者で保育のプロフェッショナル・迫田圭子は「大事なことは、大人が楽しげにやっている姿を、日々子どもに見せていくことです。そうすると、子どもはすぐに興味を持ちます。『おもしろそう』『楽しそう』と心が動き、『やってみたい』という意欲が顔を出すのです」と述べている。ただし、そのためには言葉かけやタイミング、大人たちの気持ちを少し変える必要があるという。

 同書では、「『片づけ』は子どもといっしょに、『出す』『しまう』を一続きの流れに入れていきましょうと提案している。ここでは「おもちゃの片づけの実践方法」の4つを紹介しよう。

1.子どもといっしょに「おうち」を確認

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    (C)主婦の友社

おもちゃの「置き場所」「しまい場所」は、「おうち」と“アクセント言葉”で表現することで、幼い子どもたちは心がウキウキして片づけたくなくなってしまう。遊びを始める前に、「物にはすべて『おうち』があるんだよ」と伝えるところからスタートしよう。

2.遊ぶときは「おうち」から
遊び始めるときには、「今日は電車ごっこがしたいのね。じゃあ、電車のおうちに行ってみようよ」と声をかける。遊びがスタートすると、子どもはとことん遊び込むので、大人は「一つ出したら、一つしまいなさい」と言いたくなりがちだが、遊ぶときには夢中で遊ばせる。

3.遊んだあとは「おうち」に帰そう

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    (C)主婦の友社

「電車のおもちゃのおうちはどこかな?」と問いかけ、その場所に戻すようにさせる。ここで絶対に忘れてはいけないことは、「遊び」の気持ちのままで片づけを進めること。「めんどうくさい」という態度を大人が見せてしまうと、子どもの心の中でも「片づけ」と「遊び」が分断され、苦痛な作業に陥ってしまう。大人がいっしょに「おうちに帰す」ことを楽しむことが大切だ。

4.片づけ終わったら「心地よさ」を伝えよう

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    (C)主婦の友社

片づけの醍醐味は、整った部屋の秩序感。「お部屋がきれいになったね。気持ちいいね」と言葉にして伝えること。完成形の心地よさこそが、最高のごほうび。もしも、がんばって片づけしたわが子をほめたいと思うなら、大げさな賞賛はいらない。「ハナちゃんのおかげでお部屋がきれいになった。ありがとう」と小声でねぎらってほしい。大事な言葉は、小声で言うのがおすすめ。

 同書では、上記のように実践に移せるしつけの詳細と魔法の声がけを、多数のマンガと茶々保育園での実例をまじえて解説。悩める親たちの答えが豊富に詰まった「茶々式しつけメソッド」を実践してみては?

迫田圭子
首都圏を中心に12の保育園を持つ社会福祉法人あすみ福祉会(茶々保育園グループ)の創始者。1979年に埼玉県入間市に茶々保育園を設立して以来、40年近く保育にかかわるとともに、立正大学教授として保育者養成に携わる。

※掲載内容は変更になる場合があります。