満島ひかりに元気を注入する2人の人物

更新日:2013/8/13

 2011年は、NHK連続テレビ小説『おひさま』や連続ドラマ『それでも、生きてゆく』に加え、3本もの映画が公開になり、めまぐるしい一年だったという満島ひかりさん。これまでの映画やドラマで磨いた表現力がさらに開花した年といえるだろう。

 そんな満島さんがダ・ヴィンチ1月号で紹介してくれた本は、『ももいろのきりん』(中川李枝子/作 中川宗弥/絵 福音館書店)だ。

 「ずっと長い間好きな絵本なんです。何回も読みすぎて、実はどこが好きなのかもわからなくなっているくらい。小さいころはきりんの“キリカ”って名前が羨ましくて、私の名前もキリカだったらよかったのに、ってお母さんに言ったりしました」
 
 とくに好きな本のジャンルは絵本や詩集だと話す満島さん。
「本は大好きでいろいろ読みますけど、私にとって何かを感じる基本になっているのは、絵本とか詩集とか、声を出した時の“音”で真理をついているタイプのものなんですね」

 絵本や詩集のほかに「声に出された言葉」として、心にしっくりくるのはスポーツ選手のインタビューなのだという。
「父も母も体育の先生という体育会系の家で育った影響もあります。WBCで日本が優勝した時には原監督の言葉に感動して、機会があったのでサインをいただいたほど(笑)。名人やベテランだけでなく、若い選手のビッグマウスもいいですよね」

 役者もスポーツ選手も、身体による表現で結果を出さなければならない。役割が近いからこそ、満島さんはちょっとした一言にも共感するのだという。

 「今年の中盤以降、難しい作品が続いたこともあり、痩せてしまって、体力の衰えを感じたんです。精神的なパワーはあっても、このまま突っ走るだけではいつ大けがをしてもおかしくない。だから、もう少し肉体を強くしたいと思って」

 そう力強く語る満島さんには、自分が迷ったりへたりそうになったときに元気を注入してくれる人物が2人いるという。
「一人は、Folederのメンバーとして一緒にやってきた三浦大知。彼のダンスと歌は魅力で溢れていて、そのパワーにはいつも圧倒されています。もう一人は、BJリーグ・琉球ゴールデンキングスの与那嶺翼。彼は父の教え子で、コートに立つ姿が凛としていてかっこいい選手です。小さいころから知っている、彼らのことを思い浮かべるだけで、姿勢が正されるし、頭が冴えてくる。家族以外で自分を奮い立たせてくれる人がいるというのはありがたいです」

(ダ・ヴィンチ1月号 スタジオインタビューより)