青山学院大学陸上競技部はなぜあんなにも強いのか? 箱根駅伝三連覇の裏に隠された「ゆとり世代の伸ばし方」

ライフスタイル

2017/1/9

 「第93回東京箱根間往復大学駅伝競走」で見事3年連続総合優勝を果たした青山学院大学。7区では苦しい場面にもなったが、諦めず必死で走りぬきトップの座を守り抜いた。なぜ、青山学院大学はここまで強くなれたのだろうか。なぜ、青山学院大学陸上競技部はコミュニケーションを重視するのだろうか。

 大学駅伝3冠と3連覇を果たした原晋監督と、博報堂若者研で実績を上げているリーダー・原田曜平。分野は違えど、若者とともに成果を上げている2人が、彼らが接する「ゆとり世代」について語り尽くす『力を引き出す 「ゆとり世代」の伸ばし方』が、2016年12月21日(水)に発売された。

 ここ数年、「新人とどうコミュニケーションを取ればいいのかわからなくなってきた」「自分の言葉が届いているかどうかがわからない」と嘆く人が増えてきた。また一方で、日本は「労働人口減少社会」にも突入してしまっている。“きつい・汚い・危険”といういわゆる「3K職場」では、すでに深刻な人手不足にもなってしまっている。そこには「ゆとり世代」と呼ばれる若者たちの覇気のなさにも原因があった。そんな彼らに届く言葉とは一体何だろうか。

 同書では、原監督と、若者を研究し“マイルド・ヤンキー”、“さとり世代”などの流行語を生みだしてきた原田が、丁寧にゆとり世代と接してきたからこそわかる具体例を提示。育て方次第ですごい能力を発揮するゆとり世代を見抜き、伸ばすヒントがつめこまれている。

 第1章では「『いただきます』は全員一緒に」「上下はないがルールは厳しい」「新鮮な刺激を与える」など、強いチームのつくり方を紹介。第2章では「本音が読めない?」「やんちゃなことはしない」「間接的に自慢するスキル」といった、2人の学生時代とゆとり世代を比較し分析している。

 さらに第3章・第4章では、「目標設定とコミュニケーション」「成長を促す仕組み」を紹介し、若者たちとの付き合い方についてより具体的に説明。「目標管理シート」「目標管理ミーティング」など実践的なものも紹介している。伸びる若者を見抜き、育てる「青学駅伝式」技術で、付き合いづらいと感じていた“ゆとり世代”との距離も縮まり、才能を伸ばすことができるはずだ。

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