少ない予算で心地よく美しく暮らす知恵 シンプルライフの次のステージは「美しい」が基準!

暮らし

2017/2/25

    img01
    『少ない予算で、毎日、心地よく美しく暮らす36の知恵』(加藤ゑみ子/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 日々を送る中で何を捨て、何を残すか。何を買うか。何を食べるか。その基準は「美しいかどうか」。幸福なシンプルライフを指南する、『少ない予算で、毎日、心地よく美しく暮らす36の知恵』が2017年2月24日(金)に発売された。

 LESS(より少なく)、SMALLER(より小さく)。10年以上前、アメリカに始まった、できるだけ少ないもので簡素に暮らすシンプルライフ志向は、リーマンショックを経て日本発の「断捨離」「コンマリ」ブームなどもあり、先進国の間では、すでにひとつのライフスタイルとして定着したかのようにみえる。

 ものはできるだけ少ないほうがいい、住まいにあふれる多くのものをいかに捨てるか、が大きな課題となり、その方法を書いた書籍は欧米でも日本でも数多く出版されている。同書はライフスタイルに関する書籍累計82万部超、イタリア、スペインなど世界7カ国で翻訳出版されている著者の力強いメッセージとその具体的な方法を、衣食住のすべてにわたって簡潔かつ実践的に述べた、世界的に流行している「より少なく持つ生活」のいわば上級編だ。

 お金に執着せず、ものを捨て、部屋を片づけることによって迷いも捨て、心も整理し、心地よく心豊かな人生を送る。けれどやみくもにものを減らし、シンプルにすればその目的は達成されるのか? 簡素もいいけれど、それだけでは味気ない。「シンプルにするだけでなく、そこにはやはり『美しさ』がほしい…」という人も多いはず。

 同書で著者が投げかけているのは、「美しいものしか置かない。そう決めれば、ものは少なくなる」というメッセージ。美しさをその基準とする生き方、暮らし方こそが、シンプルライフ志向の次のステージではないだろうか。

 ただ少ないだけでは、人生は味気ない。人とは違ったわたしなりのシンプルライフを過ごしたい。なぜならそもそもの目的は、「幸福な日々をおくる」ことだから。同書は、少ない予算で、少しの美しいものだけに囲まれて暮らす、理想の暮らしのバイブルとなるはずだ。

加藤ゑみ子
インテリアアーキテクト。(株)空間構造代表取締役。桑沢デザイン研究所インテリア住宅専攻科卒。加藤ゑみ子インテリアサロン、オープンハウスの設立を経て、1988年、(株)空間構造を設立。住宅・インテリア設計、住宅関連商品におけるデザインを専門とし、生活研究、テーブルセッティング等にも造詣が深い。『お嬢さまことば速修講座』『淑女のルール』等、小社から刊行のライフスタイル書籍は、累計82万部を超え、なかでも『気品のルール』は、イタリア、スペイン、中国、台湾、韓国など7カ国で出版されている。

※掲載内容は変更になる場合があります。