岡田結実も大ファン! “日本で子どもたちに最も読まれている本”「かいけつゾロリ」展覧会や新作映画など、30周年の最新情報盛りだくさん!

文芸・カルチャー

2017/3/23

2017年3月13日(月)、東京都内にある品川グランドホールにて、「かいけつゾロリ30周年記念発表会」が行われた。

今年で30周年を迎える「かいけつゾロリ」シリーズは、1987年に第一作となる『かいけつゾロリのドラゴンたいじ』(原ゆたか/ポプラ社)が発売されて以降、アニメ化や映画化もされ、多くの子どもたちを虜にしている大ヒットシリーズだ。

イベントではまず、株式会社ポプラ社 代表取締役社長・長谷川均が登壇し、「30周年は、かいけつゾロリを国民的キャラクターに育てるキックオフの年と考えています」とオープニングコメントを述べた。また、年2冊ずつ刊行されている本シリーズは、累計3500万部。昨年発売された『かいけつゾロリのおいしい金メダル』『かいけつゾロリの王子さまになるほうほう』は初版部数が20万部を超えるなど、今なお絶大な支持を得ている。さらに、全国の小中学校で朝の読書運動を推進している「朝の読書推進協議会」の人気本調査で、“日本で子どもたちに最も読まれている本”となっている「かいけつゾロリ」シリーズが小学校部門で9年連続1位を獲得しており、今では親子二世代でファン、という家庭も多いとのこと。

続いて、株式会社ポプラ社 児童書出版局 かいけつゾロリプロジェクトのプロジェクトリーダー・加藤裕樹、「かいけつゾロリ」シリーズの原作者・原ゆたか、そして特別ゲストとして女優・岡田結実が登場した。岡田はゾロリ世代ど真ん中で、ゾロリの大ファン。小学生の頃から読んでいた本の30周年イベントに立つことができたことに、笑顔で感謝の意を述べた。

ゾロリの大ファンであると話す岡田

それを受けて原は、「ファンの皆さんが細かいところまで覚えていてくれていて、とても嬉しいです」と話し、「サイン会に行くと子供たちと会話するんですが、同級生と思って会話しています。5歳児と対等に話せるのがすごく楽しいです」と、元気がある限りは書き続けたいと作品への意気込みを語った。

30周年を記念した施策はもう始まっており、Twitterでゾロリの思い出投稿を募集したところ、「いじめらていた時の支えでした」「ゾロリが作ったメカを説明するページが大好きでした」と数多くの熱いメッセージが寄せられた。また、今年刊行される新刊「かいてい りょこう」篇と「ちてい りょこう」篇は、連動した長編物語となる予定。原は静岡県沼津市にある深海魚水族館に深海魚を見に行くなどして、新刊発売に向けて着々と進めているとのこと。

他にも、書店でのフェアや、ゾロリのマーク“ZZ”の秘密が明らかになるという、2017年冬に公開予定の新作映画『映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ』、2017年4月26日より開始される、ゾロリ史上初の展覧会「かいけつゾロリ大冒険展」、かいけつゾロリ30周年特設サイト上で開催中の「決めるぜ! かいけつゾロリ60巻総選挙」など、ゾロリファンなら気になる企画が盛りだくさん。

展覧会のために原が描きおろしたパネル。歴代キャラクターが勢ぞろいしている、貴重なパネルとなっている

大冒険展は、歴代の表紙の展示や、名場面をトリックアートやフォトスポットとして楽しめるコーナー、ゾロリが集めてきたお宝の展示など、ゾロリの活躍がぎゅっと詰まった貴重なイベントとなっている。原は、「絵も文章も得意じゃなくてもこうやって30年間続けてこられたので、子どもたちに勇気も与えられると思います」と胸中を明かした。

ここで、本シリーズの主人公・ゾロリの着ぐるみが登場。岡田から、30周年のお祝いのプレゼントとしてチョコレートケーキが贈呈された。

ゾロリが大好きなチョコレートケーキ

すると、原からも岡田にプレゼントが……! ゾロリと岡田が並んでいるイラストが描かれた、四角い巨大なクッキーが贈られた。

自身とゾロリが描かれたクッキーを手にする岡田

さらに、ゾロリからも岡田に“決めポーズ”のプレゼント! ゾロリからのレクチャーのあと、2人で決めポーズを決めていた。

“こん!にちは”と可愛い決めポーズをする、ゾロリと岡田

最後は一言ずつ、岡田が「原先生とゾロリと並んで立つことができて本当に嬉しいです。ゾロリにはこれからも大冒険やいたずらで夢を届けてほしいです!」、原が「まずは本を楽しいものだと知ってほしいです。そう思って書き続けてきました。子どもたちが読みたいって言ってくれる間は書き続けていきたいです」と挨拶を述べ、本イベントは終了となった。

取材・文=月乃雫

「かいけつゾロリ」30周年特設サイト
公式Twitter:@zororizz