生涯未婚率が過去最高になった今だからこそ考えたい、「結婚の意味」『Pen』4月15日号

恋愛・結婚

公開日:2017/4/6

 2017年4月1日(水)に発売された男のためのハイクオリティ・マガジン『Pen』4月15日号では、様々なジャンルのエキスパートが結婚について語る特集「いまこそ、結婚の話をしよう」が掲載されている。

 結婚の形が多様化し、それに合わせて理想の夫婦像も無数に変化した今、あえて「結婚の意味」を特集。美しくて、楽しくて、面倒で、恐ろしい結婚という結びつきについて、インタビューをはじめ映画、音楽などのカルチャー、プロダクトなどの切り口から幅広く切り込んでいく。

 「婚活」を提唱した山田昌弘が、そもそも結婚とは何か、現状や未来はどうなるかを解説。現代の恋愛事情を描く人気漫画家の江川達也は「結婚とはいわば男のレベルアップのための試練だ!」と大放言。「島耕作」シリーズで知られる漫画家・弘兼憲史との結婚生活を赤裸々に語ったエッセイで話題の柴門ふみは、女性の目線から夫婦の理想と現実について具体的にアドバイスを贈る。

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 さらに、「結婚や恋愛について考えるには、映画、音楽、本、漫画にヒントを得るのがいちばん!」ということで、ブロードキャスターのピーター・バラカン、スタイリストの伊賀大介、森岡書店の森岡督行などの目利きたちが、愛にまつわる48作品をセレクト。どの作品にも、胸にグッと迫るところ、共感できるポイントがあるはずだ。また、名作アートや短歌に描かれてきた夫と妻の絆についても解説している。

 さらに同誌では、ハイテクとアナログな切り口も用意。この頃よく耳にするAI、VRといったテクノロジーとウェディングとの関係、それとは対照的に昔ながらの嫁入りの光景を自宅で「前撮り」し続ける写真家・三澤武彦の味わいある作品の数々も紹介している。

 男性が結婚を考えるにあたってのアドバイスをウエディングコンシェルジュが授けたり、ふたりの記念日に贈りたくなる“一生モノ”のプロダクトも提案したりと実用面も充実。性別や未婚・既婚のステータスにかかわらず、読みものとして結婚やライフスタイルを考えることのできる味わい深い特集となっている。

※掲載内容は変更になる場合があります。