勉強ができる子が机に向かう前にしていることとは? 灘中合格者日本一の学習塾で支持率トップ講師が教える、たった5分の前準備で学力を伸ばす方法

出産・子育て

2017/4/10

『たった5分の「前準備」で子どもの学力はぐんぐん伸びる!』(州崎真弘/青春出版社)

「ちゃんと宿題したの?」「しっかり勉強しなさい!」こんなふうに勉強しないで遊んでばかりいる子どもに、ついガミガミといいすぎてしまうなんてことはありませんか? 何もいわなくても自分からすすんで勉強してくれたらいいのに……そうお悩みの方、逆に予習や復習をしっかりとしているのに成績が伸びないとお悩みの方も必見の一冊、子どもも親もラクに学力が伸ばせる方法を紹介した『たった5分の「前準備」で子どもの学力はぐんぐん伸びる!』(州崎真弘/青春出版社)が、勉強嫌いの子をもつママたちのあいだで注目を集めています。

 本書の著者は、灘中合格者日本一の学習塾・浜学園で支持率ナンバー1講師だった州崎真弘さん。20年間で2800人を超える子どもたちを指導してきた著者が、勉強効率が劇的にアップする「準備メソッド」を大公開! 授業5分前にちょっとした準備をすれば、授業を効率よく集中して聴くことができると、しんどい勉強から子どもを解放する方法をわかりやすく解説しています。それでは、「準備メソッド」をほんのすこしだけ紹介!

■授業前にテキストを先に見ておくとラク!

 事前に内容を見ておくことの効果は、授業の内容を理解しやすくし、授業時間の学習効率を上げるだけでなく、いい意味で周りの子を意識させることもあります。

 授業の5分前の準備として、テキストに目を通して内容を知っておくと、その後の勉強がラクになると著者はいいます。勉強に限らず先に知っているかどうかで得られる、心構えや安心感、「周りの友達が知らないことを、自分だけが知っている」というちょっとした優越感、それが子どものやる気につながり、勉強への劣等感が解消されるのです。しかし、ここで注意したいポイントがひとつ。「テキストを先に見ておきなさい」と子どもに強制するような言い方はNGです。強制されると、子どもはやる気をなくしてしまいます。「“ラク”になるから!」といって子どもの自発的な勉強を後押しするか、親だとケンカになってしまう場合は子どもが信頼している先生などほかの誰かに言ってもらうといいでしょう。

■まずは、不要なテキスト類を捨てる!

 勉強の軌道に乗っている子ならいいのですが、そうでない子からすると、それらを目にするだけでもしんどいのです。あまりの量に圧倒され、しまいには、やる気がどんどん失せていきます。

 勉強が嫌いという子どものために、わかりやすいと評判の問題集や参考書を買い集めてはいませんか? 本書では、勉強が好きじゃない子にそれはかえってやる気をなくす、逆効果になってしまうと説いています。やることが多ければ多いほど、大変そうと尻込みしてしまうのは大人だって同じこと。不要なテキストは思い切って捨てて、「まずは、それだけ取り組めばいい」と目標を決めたほうが、勉強に集中できるというわけです。

 本書には教科別に5分でできる前準備のほかにも、「“先取り学習”は勉強好きな子にしか有利にならない」「復習型の勉強で成績が上がる子は『復習の辛さに耐えられる子』に限られる」など、これまでの学習スタイルをくつがえし自分から勉強する子になるポイント、机のまわりの「不要なものを捨てる」といった親が子どもの学力アップのためにできる環境づくりの方法が紹介されています。たった5分の準備、ちょっとした心がけで効率よく勉強しようと気持ちが切り替わるなら! 勉強嫌い、学力が伸び悩むお子さんがいる方はぜひ手に取ってほしい一冊です。

文=なつめ