前菜、メイン、パスタが一皿に! フランスで大人気の時短レシピ「のっけパスタ」

食・料理

公開日:2017/5/2

 パリの主婦の時短術からヒントを得た“ワンプレートメニュー”を紹介する『一皿で大満足 のっけパスタ フランスで大人気の時短レシピ』が、2017年4月28日(金)に発売された。

 日本とイタリアで料理の基礎を学び、パリに暮らして13年の著者は、パリの主婦は狭いキッチンと少ない道具で効率よく料理すること、ほとんどの女性が仕事をしている忙しい中で時短料理の工夫をしていることを知る。また、パリに住む人はパスタが大好き。具が多くておいしいパスタを出すビストロが人気だという。

 著者は、そんなパリの忙しい主婦の時短術とビストロのメニューからヒントを得て、おいしくて簡単で栄養バランスもいいボリューミーな「のっけパスタ」を考案。同書は、前菜、メイン、パスタを効率よく手順に組み込み、一皿に盛っても味が合う組み合わせを考えて作られたレシピばかりを掲載している。

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 フライパンひとつですべて調理がすんでしまう一緒煮パスタや、鍋をひとつプラスしてメインの味をより引き立たせる2鍋パスタなど、メニューは調理時間割と共に紹介。仕事や外出から帰ってきてすぐに作れて、家族にも喜ばれるレシピはちょっとしたおもてなしメニューとしても使うことができる。

 献立を考えなくていい、栄養バランスがいい、洗いものが少ないと、忙しい人の毎日ごはんにおすすめの「のっけパスタ」。意外なメニューとの組み合わせが、あなたのおなかを満たしてくれるはず。

塩田ノア
料理研究家。1955年、東京生まれ。父は作家・評論家の塩田丸男、母は料理家塩田ミチル。母の影響で小学生から料理が得意に。慶応大学経済学部卒業後、銀行に勤務。29歳で退社、母のアシスタントに。その後イタリアに渡り、イタリア家庭料理を学ぶ。1995年帰国後料理教室を始め、イタリアと日本の家庭料理をミックスさせたおうちごはんなどを提案。シンプルでおしゃれなふだんのおかずが人気。雑誌、書籍、テレビで活躍。2004年から夫の転勤でパリに移住、フレンチの味も研究し、フレンチレシピを加えて訪問料理教室を開き、パリの駐在員の妻にも好評。2015年よりパリと東京と半々の生活に。著書に『パリを美味しく食べる法』『旬ごはん』『なんておいしいの! イタリアンスローレシピ』『季節のもてなし家ごはん』『ワインと一緒においしい料理』他多数。

※掲載内容は変更になる場合があります。