“畜生ペンギン”つば九郎がマンガになった! 2次元でも安定の腹黒っぷりにファン大喜び

マンガ

更新日:2017/6/5

 東京ヤクルトスワローズのマスコットを務める“つば九郎”の漫画『天に向かってつば九郎』1巻が、2017年5月9日(火)に発売された。人気キャラの初単行本化に「2次元になってもクズすぎて面白い」「待たせやがってこのド畜生が!」と早くもその腹黒さが話題になっている。

 球団をこよなく愛する自由奔放なツバメのつば九郎。どうやら人語を理解しているようで、話すことが出来ない代わりにスケッチブックでの筆談を得意としている。しかしその本性は酒と競馬にまみれ、世間からは“畜生ペンギン”と呼ばれるほど歪んだ性格の異色のマスコットだ。これまでにもお立ち台のヒーローインタビュー中にカメラに何度も見切れたり、始球式のピッチャーと乱闘したりとやりたい放題。「腹の白さとは裏腹に腹ん中まっ黒だなw」「可愛いんだが性格がゆがみすぎとる」と“悪評”が目立っていた。

 そんな“畜生ペンギン”は漫画になっても腹黒さ全開。真昼間から「るーびー」を注文して焼き鳥をむさぼったあげく、ヤクルト球団の新マスコット・トルクーヤにツケを押し付ける始末。またある日にはコンビニにヤクルト商品がないことに気づくとコンビニオーナーを呼び出し、さんざんヤクルト商品のプレゼンをして入荷させておきながら自分はビールとツマミだけ購入して立ち去って行く…。

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 相変わらずブレないつば九郎の姿に「待ちに待った単行本だけど期待通りすぎて腹痛い」「2次元でも安定のクズっぷり」「ほんとどうやって生きてきたらこんな畜生ペンギンに育つんだよ!」とその腹黒さが絶賛された。

 しかし、木から落ちた鳥のヒナを巣に戻しただけでなく巣箱を作ってあげたり、優先席を占領する若者がいると老人のために席を譲らせたりと、つば九郎にも優しい心はある様子。もちろんオチがしっかりつくのだが「腹黒いけど憎めない。それがつば九郎!」とファンからは温かく見守られているようだ。

 待望の単行本が発売され、プロ野球ペナントレースでもつば九郎はお茶の間を楽しませてくれるはず。ファンに愛される“畜生ペンギン”から、ますます目が離せない。