「まずネクタイを押さえよ」「紐のない革靴は絶対にNG」ビジネスマン必読! あなたの印象を良くするスーツ&ネクタイの選び方

ビジネス

更新日:2017/6/19

 ビジネスの場で「優秀さ」を引き立たせる服の着こなし方を紹介した、『ビジネスという勝負の場は一瞬、しかも服で決まる』が2017年5月25日(木)に発売された。

 同書では、ビジネスマンには欠かせないスーツやネクタイの「印象を良くする」着こなし方を紹介。例えば、ネクタイはスーツでいちばん目立つ部分なので、この小さなパーツひとつでもがらりと印象を変えることができる。ネクタイを締めるなら、その日に合わせて戦略的に選ぶと「優秀さ」が相手に伝わるようになる。営業に行くなら爽やかさを感じさせる「青いストライプ」、人望を引き寄せたいなら「ピンク」、プレゼンをするなら「情熱の赤」、教養があり、品を良くみせたいなら「茶色」を選んでみよう。

 人は相手からの自己紹介よりも、「自分が感じ取った全体の印象を信用する」という。だからこそ、ビジネスでの服装はただの「おしゃれ」だけでなく、「まず自分の話を聞いてもらえるかどうか」に直結しているのだ。スーツはアイテムが限られているので、覚えることはとても少ないのに、驚くほど印象は変わってしまう。

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 上記のネクタイの他にも、「黒いスーツは間違い」「シャツは何よりも白が格が高い」「座るときはスーツのボタンは外す」「ビジネスで無敵なのは紺のスーツ」など、印象がグッとよくなるヒントが満載。スーツをおしゃれに着こなそうとしていた人は、「印象を変える」ことを意識してみてはいかがだろうか。

【目次】
序章「あれ?」と思われたら負け
・必要なのは、ファッション誌のいでたちではない
・「課長クラスの外見」と「トップの外見」には大きな差がある
・キーワードは「あれ?」と思われないこと など

第1章 まずネクタイを押さえれば、印象はがらりと変わる
・まず持っておきたいネクタイは6本
・ネクタイを隙間なく締めるだけで格段に違う
・長さはベルトの下まで
・色は、冷静か、情熱かで選ぶ
・柄は、信頼感か、革新かで選ぶ など

第2章 黒いスーツは着ない
・スーツは、紺かグレーだけ
・スーツの柄はストライプだけ
・袖と首からシャツが少し見えると清潔感が違う
・スーツのクリーニングはシーズンに1回で など

第3章 シャツは高価なものより、サイズの合うもののほうが価値がある
・シャツは真っ白が何よりも格が高い
・白シャツ以外は薄いピンクかブルーのみ
・暖色や強いコントラストのシャツはおすすめしない など

第4章 スーツに紐のない革靴は絶対にダメ
・靴は紐のついているものを選ぶ
・靴は黒か茶色のみ
・かかとのすり減りは、心のすり減り など

第5章 立たない鞄は選ばない
・立たない鞄は使わない
・財布は革の長財布か二つ折りを など

第6章 表情や姿勢、歩き方でも外見は変わる
・見た目は9つの要素でできている
・「聞いているとき」の表情に気をつける
・後ろ体重はNG。聞く姿勢ま前体重で など

木暮桂子
株式会社ディグニータ代表取締役。シンガポール航空にて、フライトアテンダントとしてシンガポールに駐在。在職時に high achiever of compliments(年間を通じてお客様からの感謝状の多かったクルーに対して授与)のTOP10として表彰される。その後帰国し、株式会社グロービスの創業期から現在のグロービス経営大学院(マネジメント・スクールおよび大学院)の立ち上げに関わり、東京校のステューデント・オフィスの責任者として戦略立案、マーケティング、営業全般に広く携わる。また、法人向け研修として非言語コミュニケーションスキルトレーニングの講座を開発、自ら講師を行う。その後、独立し、現在の株式会社ディグニータを設立。経営者、政治家をクライアントに持ち、外見力強化のコンサルティング、スピーチトレーニングを行う。また、戦略コンサルティングファーム、大手企業等のビジネスアピアランスコンサルティング、企業研修を手がける。

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