前代未聞! 本をひっくり返して読む新感覚スピンアクション・ファンタジー『ぐるりと』

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/12

前代未聞! ひっくり返して読む大回転ノベル『ぐるりと』が2017年5月30日(火)に発売された。

同書は、シナリオライター・島崎町が描いた新感覚スピンアクション・ファンタジー。本を回すと、物語の世界がぐるりと変わる驚きのしかけが施されている。縦書きは現実世界で、横書きは暗闇に包まれた異世界という設定。登場人物・シンと一緒に両方の世界を行ったりきたりして話を楽しめるようになっている。

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<あらすじ>
小学6年生のシンが図書室で見つけたのは、回すと別の世界に行ける不思議な本だった。しかしそこは暗闇の世界。怪物たちがうごめいて、人々はおびえていた。武器は、シンが持つ光の出る腕時計だけ。暗闇の世界で出会った仲間と一緒に、シンは光を取りもどすことができるのか――。

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話を読み進め、文中に出てくる指示に従って本を回せばそこには異世界の物語が。今までにない新たな読書体験を楽しもう。

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島崎町(しまざき・まち)
1977年、札幌生まれ。島崎友樹名義でシナリオライターとして活動。1999年に札幌デジタル映画祭最優秀賞を受賞。2002年「函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞短編部門」グランプリ受賞。2005年短編映画「討ち入りだョ! 全員集合」は国内外で多数受賞(脚本担当)。2008年連続ドラマ「桃山おにぎり店」で「国際ドラマフェスティバル in Tokyo 2009ローカルドラマ賞」を受賞。2012年『学校の12の怖い話』で作家デビューし、同作が長編第1作目。

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