はまりすぎないよう、どうぞご注意を―30カ国以上で翻訳が決定している話題作 ステファニー・ガーバー著、西本かおる訳『カラヴァル 深紅色の少女』

文芸・カルチャー

2017/9/3

 冒険と恋に翻弄される少女を描いたファンタジー作品『カラヴァル 深紅色の少女』が、2017年8月22日(火)に発売された。

 同作は、アメリカでの刊行前から世界中で評判となっており、すでに30カ国以上で翻訳が決定している話題作。2017年1月にアメリカで刊行された後は「ニューヨーク・タイムズ ベストセラーリスト」ヤングアダルト部門、「全米小売書店協会 ベストセラーリスト」ヤングアダルト部門に、いずれも14週連続ベストテン10入りを果たしている。

<ストーリー>
“カラヴァル”とは年に一度、世界のどこかで開催される魔法のゲーム。今年の勝者は、一つだけ願いを叶えてもらえるという―。
領主の娘として厳しく育てられたスカーレット。父に決められた結婚を数日後にひかえたある日、彼女のもとに、長年の夢だったカラヴァルの招待状が届いた。生まれて初めて島を抜け出し、妹のドナテラと船乗りの青年ジュリアンとともに会場に乗り込む。しかし会場に着いたとたん、ドナテラが姿を消した。不可思議なことばかりが起こる魔法の世界で、スカーレットはドナテラを見つけ出せるのか。緋色(スカーレット)を名に抱く少女の目の前に広がる、魔法と嘘に満ちた世界。恋に翻弄されながらも、真実を求めて成長する冒険ファンタジー。

 17歳の少女が直面する愛と犠牲と選択の物語が描かれる同書は、はまりすぎ注意の一冊。世界が注目するファンタジー世界をのぞいてみてはいかが?

ステファニー・ガーバー(Stephanie Garber)
北カリフォルニア育ち。私立大学で創作講座の講師をしながら同書『Caraval』を執筆し、デビュー。現在、シリーズ2作目を執筆中。

西本かおる(にしもと・かおる)
文芸翻訳家。東京外国語大学フランス語学科卒。主な訳書は、ダレン・シャン『やせっぽちの死刑執行人』、サラ・ザール『ルーシー変奏曲』、アン・M・マーティン『レイン 雨を抱きしめて』、アレックス・シアラー『ガラスの封筒と海と』(共訳)。

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