最近ではかつて放送していたTV番組「フリースタイルダンジョン」などの影響で、日本でもすっかり定着したラップ文化。テンポよくリリックやライムなどを刻むラッパーの姿…
文芸・カルチャー
2023/12/22
オカルトめいたものに、人はなぜこうも惹きつけられてしまうのだろう。この原稿を書いているのはお盆の直前だが、この時期になると妙なことに一層気になってしまう。そん…
文芸・カルチャー
2020/9/1
発酵食品の健康への効能が注目され、一般的なブームとなって久しい。ただそのブームに乗るだけでなく背景にある文化・歴史的風土を知ると、「発酵」という作用がどれだけ…
文芸・カルチャー
2020/7/23
ある程度の年齢になって、金銭的、精神的な余裕が出てきたとき、自分の仕事とはまったく関係のない習いごとをはじめる人が結構いる。その習いごとはダンスだったり、料理…
エンタメ
2020/5/28
東京・渋谷で1986年に開館し、2016年に多くのファンに惜しまれつつ閉館した伝説の映画館「シネマライズ」。“単館系”という潮流をつくった同館の名物として知られるのが、…
文芸・カルチャー
2020/4/7
「ハーレクイン・ロマンス」を読んだことはあるだろうか? ――え、恥ずかしくてたえられない? そうなのだ、誰もが読書体験をおおっぴらにしないレーベル、ハーレクイン。…
文芸・カルチャー
2020/3/3
『顔ハメ百景 長崎 天領ぶらぶら編』 塩谷朋之 装丁:白畠かおり イラスト:山本春菜 編集:里見重之 阿佐ヶ谷書院1000円(税別) 僕が顔ハメ看板の魅力にとりつかれたの…
文芸・カルチャー
2020/2/21
世の中にはありとあらゆる趣味を楽しむ人々がいる。その中でも変わったジャンルに属するのが、「プロの拾い食いマン」と名乗る茸本朗さんだろう。茸本さんは、なんと野外…
エンタメ
2020/2/20
AVの中には「これは残酷過ぎる」と、抗議の声が寄せられるジャンルがある。そのひとつが、性行為のために動物が登場するものだ。「動物を人と絡ませるのは性行為ではない…
文芸・カルチャー
2020/1/4
絵画を楽しむうえで、難しい知識は必須ではない。予備知識がなくても、絵画を鑑賞するときに心を打たれたり、凄味を感じたり、その作品に魅了されたり…そんな経験は誰にで…
文芸・カルチャー
2019/12/8
一時期は芸能人や政治家などの不倫話がたびたび世間を騒がせたのに、このところめっきり聞かなくなって、ゲスな話好きな私としては寂しい限りである。そんな私のゲスアン…
エンタメ
2019/11/7
人間はいずれ死ぬ――誰も抗えない、自然の摂理である。しかし、人類はこれまでの歴史で、“死を永遠に閉じ込める方法”を得た。そのひとつがミイラだ。 世界各地のミイラにま…
エンタメ
2019/10/24
中国人から見ると、日本人が『三国志』や『封神演義』に詳しいのが不思議だそうだが、そこにはやはり異文化への憧れといったものもあるのだろう。キリスト教の聖書や、ギ…
エンタメ
2019/10/3
『「盛り」の誕生 女の子とテクノロジーが生んだ日本の美意識』 久保友香 装丁:鈴木成一デザイン室 写真:(撮影協力)フリュー 編集:穂原俊二、新木良紀 太田出版2400…
文芸・カルチャー
2019/9/28
普段はほとんど意識しないのに、普段と違う場所に行ったり、出身地の異なる人と話したりすると、強く興味を引かれるものがある。方言だ。有名な「関西弁」、慣れないと聞…
文芸・カルチャー
2019/9/19
絵日記といえば、夏休みの宿題の定番。誰もが一度は描いた経験をお持ちでしょう。それは、世間に名が知られている著名人も同じ。『フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記』…
文芸・カルチャー
2019/8/31
近年、若者世代が使う「ヤバい」の猛攻により、やや弱体化しつつあるものの、やはり全世代が無意識的に使うワードが、「カッコいい」だ。 誰もが気づいているだろうが、「…
文芸・カルチャー
2019/8/18
19世紀末から20世紀初頭のアール・ヌーヴォー時代に活躍した芸術家、アルフォンス・ミュシャ(1860~1939年)。その繊細かつ耽美な作風の影響を受けたと語るアーティスト…
文芸・カルチャー
2019/8/11
15万基以上。これは日本にある古墳の数だ。コンビニエンスストアの店舗総数の約3倍である。大山古墳(仁徳天皇陵・大阪府)や五色塚古墳(兵庫県)のように、教科書で目に…
文芸・カルチャー
2019/7/21
「スピリチュアル」という言葉が一般的に使われるようになってから、かなりの年月がたっています。この言葉が使われるようになる前には、目に見えない世界や、その周辺領…
暮らし
2019/7/3
人々は自身の力ではどうにもならない問題、願望に直面した時、何か人智を超えた力にすがりたくなるものだ。おそらくそれは今も昔も変わらない。そうしたある種世俗的な庶…
文芸・カルチャー
2019/6/23
『ナショナル ジオグラフィック』は1888年設立の同名の協会が起源で、世界中の自然や動物などを研究紹介する雑誌だ。今はウェブサイトも充実しており、地球の今をニュース…
社会
2019/6/9
人が人を食べるという行為「カニバリズム」は、あってはならない行為、タブーとされる。しかし、かつては一部の部族で行われていた。だが、20世紀以降どんなに少数の部族…
社会
2019/5/23
外国の人や文化に触れることは、ひと昔前と比べるとぐっと身近なものになった。旅行や仕事で外国に行くこともあるし、インターネットでリアルタイムの情報を得ることもで…
ビジネス
2019/5/23
世間は“令和ブーム”に沸いている。新しい時代が幕を開けると、この先の飛躍的な未来を想像し、心が躍る。だが、そんな今だからこそ、過ぎ去った時代に目を向け、消えかけ…
文芸・カルチャー
2019/5/19
『「男はつらいよ」の効能書き [全48作]をもっと心に効かせる鑑賞ガイド』上・下巻 (こまものやよさぶろう/講談社) 子どもの頃、映画『男はつらいよ』シリーズを観て…
エンタメ
2019/4/24
昭和に子ども時代を過ごした者にとって、「ドライブイン」はどこかノスタルジックな響きに聞こえる。休日に家族でドライブに出かけるものの、高速道路が整備されきってい…
暮らし
2019/4/20
2019年3月まで森アーツセンターギャラリーで開催されていた『新・北斎展』や、今月初旬まで東京都美術館で開かれていた『奇想の系譜展』など、現在さまざまな日本絵画を扱…
文芸・カルチャー
2019/4/20
近年、万年筆市場が盛り上がっている。子ども・学生向けの低価格万年筆が、インクのカラーバリエーションの豊富さや、万年筆独特の書きやすさなどの相乗効果で、大人世代…
文芸・カルチャー
2019/4/17
日本政府観光局の統計によれば2018年の訪日外国人旅行者はついに3000万人を超え、過去最高を更新した。東京都内でも、世界各国の外国人たちが観光している姿をよく目にす…
社会
2019/4/3
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『カワイソウ、って言ってあげよっかw』で描く、1人1人の“生きづらさ”。人生に悩む女性5人の悲劇の謎に迫る、前代未聞のミステリー
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