世界で最も重要な巡礼地、歴史の劇的な転換点…風景写真家が2年をかけて撮影した5大陸、59カ所の物語のある美しい樹々

ライフスタイル

2017/11/19

「ナショナル ジオグラフィック」の風景写真家が、5大陸・59カ所の樹々を撮影した『心に響く樹々の物語』が2017年10月23日(月)に発売された。

 著者のダイアン・クックとレン・ジェンシェルは、2年の歳月をかけて5大陸を訪問。同書は、その中で撮影された美しい樹々とその物語を紹介するビジュアル書籍になっている。

img02
愛(テ・アロハ)の木(ニュージーランド・北島)

img03
証拠の木(米国オレゴン州)

 59本の、歴史的かつ魂を揺り動かす木を写真と文章で紹介。万病を癒す「女神シータラーの木」、再生と力強さを象徴する「9.11を生き延びた木」、万有引力の法則発見の契機「ニュートンのリンゴの木」などが登場する。

img04
9.11を生き延びた木(米国ニューヨーク州)

 また、「長崎の原爆を生き延びた木」「ワシントンDCのサクラの木」など、日本にゆかりのある木も8本掲載。さらに「約5,000年もの樹齢をもつ木」や、「ブッダが悟りを開いたとされる木」など、時空のスケールと壮大さを感じさせる神秘的な木も満載となっている。

img05
悟りの木、菩提樹(インド・ブッダガヤ)

 ダイアンとレンが「木は私たち人間がいなくても生きていけるが、私たちは木がなければ生きていけない」と語るように、木は私たちが呼吸するための酸素や食物・燃料・住居の材料を与えてくれるだけではなく、思索を深めたり癒しをもたらしてくれる重要な存在。同書を読めば、そんな当たり前なことに改めて気づかされるはず。

img06
子授け銀杏(東京)

<主な内容>
■樹々の物語
荒野に生きる、最高齢の木「太古の木」
世界で最も重要な巡礼地の一つ「悟りの木、菩提樹」
歴史を乗り越えた、400年の芸術「ヒロシマの盆栽」
再生と力強さを象徴する「9.11を生き延びた木」
紳士たちの勇気と名誉を見つめる「決闘の樫」
涼しい木陰に村人が集う「話し合いの木」
金塊が埋められた木「ターナーの樫」
歴史の劇的な転換点「奴隷解放の樫」
8万年を生きる地球上で最も重い生命体「パンド」ほか全59話

 それぞれの木には、それぞれの神秘的な物語がある。同書の中から心に響く一本を見つけてみてほしい。

img07
ダービーのバオバブ(オースオラリア・キンバリー地方)

※掲載内容は変更になる場合があります。