歌って家事をするだけで認知症対策に! 脳を活性化させるトレーニング「認トレ」の実践方法

健康

公開日:2017/12/10

 65歳以上の4人に1人は発症していると言われる病気・認知症。2017年11月30日(木)に発売された『脳と体が若返る認トレ(R)で 認知症にならない!』では、認知症を予防するトレーニング法「認トレ(R)」を紹介している。

 どんな人でも発症する可能性のある認知症だが、最新の研究ではアルツハイマー型の発症リスクが明らかになり、予防策もだいぶ判明してきた。同書で解説する「認トレ(R)」は、脳を活性化させることで、認知症を寄せつけない脳と体を作ることができるトレーニング法。認知症が潜伏している状態でも発症を遅らせたり、正常老化の状態まで引き戻せる可能性があるという。

 特別な道具を必要としない「認トレ(R)」は、よくあるパズルや計算だけではなく、脳の血管を老化させない「食事トレーニング」、脳と体の血流をアップさせる「身体トレーニング」、日常生活の中で脳を刺激する「生活トレーニング」、記憶力や注意力を鍛える「知的トレーニング」といった4種類のトレーニングが中心。掲載されているのは今すぐ始められるトレーニング法ばかり。

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<トレーニングの一例>
・血糖値を上げにくくする食材をプラスした炊き込みごはんなど、食材の選び方や料理で食生活を改善(食事トレーニング)

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・楽しく体を動かしながら、全身の血流をアップさせる運動(身体トレーニング)

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・家事の時間にも脳は鍛えられる! 歌いながら家事をすることは、同時に2つの動作を行なう「デュアルタスク」となり、脳が活性化する(生活トレーニング)

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毎日のトレーニングが脳と体を若返らせ、認知症の予防につながります。とはいえストイックなトレーニングは続かないもの。興味のあるものから、少しずつ取り入れましょう。始めることが認知症予防の第一歩です。脳を活性化させる最大の秘訣は、“笑顔で楽しく”取り組むこと。すると、効果が何倍にもなります。脳の若返りには、人との密なコミュニケーションも大切。周りを巻き込んで1日も早く取り組んでください。広川慶裕

 周囲と協力することでお互いの認知症が予防できる「認トレ(R)」。同書を片手に早速実践してみてはいかが?

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広川慶裕(ひろかわ・よしひろ)
1984年京都大学医学部卒業。麻酔科専門医・指導医として多くの実績を積む傍ら、精神病理学に興味を持ち、精神科に転科。以降、長年にわたって認知症やうつ病、統合失調症などの精神疾患治療に専念。2014年認知症を専門とする「ひろかわクリニック」を開院。

※掲載内容は変更になる場合があります。