衝撃的すぎる…! マガジン特別読み切り『ぼくらの王様』に大反響

マンガ

公開日:2018/2/4

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『週刊少年マガジン』9号(講談社)

 2018年1月31日(水)発売の『週刊少年マガジン』9号に特別読み切り『ぼくらの王様』が掲載され、「衝撃的だった…」「この話を少年誌に載せてしまうのか!」と話題になっている。

 同作は、マンガアプリ「マガジンポケット」で歴史的反響を呼んだ究極のサバイバル作品。前後編に分かれた2号連続特別読み切りとなっており、今号では前編が掲載されている。

 物語は、修学旅行中のバスが崖から転落し、得体のしれない場所に迷い込んだ生徒たちの姿を描いたもの。救助は来ないのになぜか食料だけは降ってくるその場所では、不良の和田が暴力と恐怖で他の生徒を支配していた。

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 太陽といくおの2人はそんな状況の中でも支えあいながら生きていたのだが、和田の思いつきで殺し合いを迫られることに。しかしまさにその時、不思議な小屋が空から降ってくる―。

 2017年5月から「マガジンポケット」に掲載された際には、「読者に突き刺さる漫画」「久々に胃に来る漫画でとてもよかった! 面白い」「闇の深さに引き込まれてしまう感じがある」と大きな反響を呼んだ同作。

 作者である岡田卓也は、漫画雑誌『モーニング』で、紳士な小説家・ワニ男爵と愉快な相棒・ラビットボーイが古今東西のグルメスポットを巡るグルメな人情譚『ワニ男爵』を隔週連載している。ほのぼのとしたテイストで描かれている『ワニ男爵』を知っているファンは、今回掲載された『ぼくらの王様』とのあまりの違いに驚いたようで「『ぼくらの王様』読んだ人が『ワニ男爵』読んだら驚くだろうな… ベクトルが180度違う」「ふり幅が本当にすごい」といった声も上がっていた。

 次週『マガジン』10号では、気になる後編が掲載される。降ってくる食料や落ちてきた小屋など気になる謎も多数残された同作が、どのような物語を突きつけてくるのか。極限の中描き出される未知のヒューマンサスペンスに期待しよう。