「緊張=敵」じゃない! “ほどよい緊張”はパフォーマンスを上げる

生き方

2018/6/4

 適度な緊張を作り、パフォーマンスを上げるメソッドが書かれた『いい緊張は能力を2倍にする』が2018年6月1日(金)に発売された。

「試験や受験で緊張して、実力を十分発揮できない」「スポーツの試合で緊張して、実力を十分発揮できない」「人前で話すと緊張する。プレゼンが嫌で、嫌でしょうがない」そんな悩みを持つ人は多いのではないだろうか。「緊張しやすい人」は「緊張しない人になりたい」と願うが、その必要はない。緊張が「敵」だという考え方は、脳科学的に完全に間違っている。

 オリンピックの舞台で選手達は緊張で体が固くなり、思ったとおりのパフォーマンスが発揮できないと思われがちだ。しかし実際は、相次いで世界記録が更新されている。むしろ「ほどよい緊張」状態の方が、高いパフォーマンスを発揮できるのだという。

<パフォーマンスを上げるメソッド>
・オリンピックの大舞台では、なぜ新記録が出せるのか
・なぜ「緊張」を英語にすると「テンション」なのか
・炭水化物を制限すると緊張しやすい
・古武道「居合」に学ぶ、正しい深呼吸
・納豆、チーズ、バナナがセロトニンを作る
・自律神経を整える片鼻呼吸とは
・アガリ症に効くツボ押し
・ユダヤ人の朝食は緊張を緩和する
・食事は目的によって違う、バランスを崩した食事はするな
・プレゼンで成功させるコツは話す内容よりも「姿勢」
・緊張するかしないかはプレゼンを頼まれたときに決まる
・プレゼンの前に聴くといいのはモーツァルト
・おまじないが緊張を消すのは、言葉を口に出すと偏桃体が反応するから
・「失敗しない」は間違った自己暗示
・ハグは最高のリラックス作用がある
・全ての感情を凌駕する脳内物質「オキシトシン」を放出しろ
・ルーティンにはコツがある など

 最新医学に基づいた“ほどよい緊張”を取り入れれば、プレゼン、面談、初対面、試験、スピーチなどの結果を出したい場面で役立つだろう。大切な時に緊張をコントロールし、パフォーマンスをあげたい人はぜひ同書をチェックしてみよう。

樺沢紫苑
精神科医、作家。1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。過去20年間の読書数は6,000冊以上にものぼる。その脳科学的な裏付けのある『記憶に残る読書術』がベストセラー。

※掲載内容は変更になる場合があります。