カズオ・イシグロの出世作『浮世の画家』を渡辺謙主演でドラマ化!

エンタメ

2018/9/29

 2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの『浮世の画家』が、渡辺謙主演でドラマ化される。さらに撮影は8K画質で行われることも発表され、ネット上では期待の声が続出している。

 同作は1986年に発表された小説で、終戦から数年経過した日本が舞台。イシグロは「20世紀前半の目まぐるしく変化する激動の日本で、戦争のトラウマに耐えながら生きたなら、私はどのように感じ、どのような選択をしただろう」と自問自答しながら、“自分が生まれる直前の日本”を想像して執筆したという。渡辺が演じる主人公は、高名な初老の画家・小野。焼け跡から徐々に復興していく街で、隠居老人の一見平和な日常生活が描かれていく―。

 イシグロは渡辺の起用を絶賛しており、ドラマ制作にあたって「渡辺謙さんほど主役にふさわしい役者はいないでしょう」とコメント。また8Kでの放送にも大きな興味を示しており、「先駆的な8Kフォーマットによる撮影、そして世界的な名優が主演する本作が、今日ではすっかり変わった日本の視聴者を魅了することに大きな期待を寄せています」とも述べている。

 話題性に富んだ今回の実写化は、ネット上でも「高精細な映像での実写化なんて期待せざるを得ない」「ノーベル賞作家原作のドラマとか楽しみで仕方ない」「8K対応テレビに替えようかな」と大反響。戦後間もない日本が最先端技術でどう映像化されるのか、その目で見届けよう。

ドラマ「8K特集ドラマ『浮世の画家』」
放送:2019年3月
放送局:BS8K、NHK総合
原作:カズオ・イシグロ『浮世の画家』
主演:渡辺謙