失恋から爆誕した女子大生ツイッタラーが書籍デビュー! 恋や夢について聞いてみた

小説・エッセイ

更新日:2019/10/2

 好きな男と突然音信不通になったショックからTwitterを始め、今やフォロワー数17万人と人気のもちこ(@mochikodayoyo)さんが、9月26日(木)に初書籍『「運命の恋」のはずなのに、どうして私の彼氏じゃないんだろう』を上梓しました。自身の辛い失恋体験や空虚な思いを振り返りながらも、幸せを諦めず、恋する女の子の背中を押す恋愛エッセイとなっています。

 発売直後から「共感の嵐」「読む手が止まらない」といった声がSNS上であがるほどの好評ぶり。気になるTwitter女子大生作家にインタビューしてみました。

『「運命の恋」のはずなのに、どうして私の彼氏じゃないんだろう』(もちこ/KADOKAWA)

Twitterの裏話

――Twitterを始めたきっかけは、彼氏と連絡が途絶えたモヤモヤを吐き出すためだったとのこと。なぜ自分の気持ちを表現する手段が、Twitterだったのですか?

もちこ:匿名で、不特定多数に発信できるからです。普段のコミュニティでのキャラや、年齢や性別によるフィルターをかけられることなく、誰かに自分の気持ちが伝わるってとても心地よいんです。Twitterは、アカウントの中の人に対してある程度の“無関心さ”が保たれているから好きです。

――“匿名”とのことですが、ツイッターのアカウントはいくつあるんですか?

もちこ:動かしているのが6個、使っていないものも合わせると全部11個で、そのほかに凍結したアカウントも1つあります(笑) 全部で12個ですね。本名で使ってるものが4個で、残りの8個は匿名アカウントです。今のところフォロワーが1000人以上のアカウントは4個です。

――いつも沢山の“いいね”やRTがされていますが、ツイ―トするときは下書きをしますか?思いついたらそのまま呟いているのでしょうか。

もちこ:下書きから投稿することが多いです。思いついた時に下書きに書き溜めていって、何度も書き直したりして、夜21時を回ったらお気に入りのやつを投稿します(笑) ツイートすることがなくて下書きがない日は、その場で思いついたものをツイートします。でもやっぱり、ちゃんと何回か読み直したものの方が読みやすいしバズりやすいですね。

小説家が夢だった 執筆は自分との戦い

――今回書籍化デビューされた訳ですが、文章を書くことはもともとお好きでしたか?

もちこ:書くことよりは読むことの方が好きでした。上手く書けなくてイライラしてきちゃうので、言語化してストレス発散というより、ひたすら活字を読みまくってストレス発散してました。誰にも見せない自己満で文章を書くのは好きで日記とか、ツイッターとか、フォロワーのいない鍵垢インスタで長文の読書記録をつけたりとか、そういうのは元から好きでした。

――本を出すことは夢でしたか? それとも、突然のことだったのでしょうか。

もちこ:本を出すことは夢でしたが、ツイッターから出せるとは思っていませんでした。小説を書いて応募して賞をとって小説家になるのは人生の目標の一つでした。

――執筆で苦労したエピソードを聞かせてください。

もちこ:執筆時間を十分に確保しにくかったので、いつも日付が回ってから深夜の2時くらいの時間で書いていました。エナジードリンクとブラックコーヒーのコンボとともに自分との戦いって感じでした(笑) 電車の中とかスキマ時間にスマホで書くときもありました。

――大学のご友人や、ご家族など周りの人には、書籍を出すことは秘密だったのですか?

もちこ:本当に仲の良い数人には打ち明けていました。みんなもちこをフォローしてくれてるし「高校の友達がRTしてた」ってわざわざスクショ送ってくれたりします! 両親には書籍が完成したタイミングで言いました! 家で「もちこちゃ〜ん」って呼ばれたりします(笑)

――本の装丁でお気に入りのポイントは?

もちこ:表紙の写真が切なすぎるところです。何度眺めても胸が締め付けられます。あと、紫色が大好きなので、中身も紫色ベースになっているところです!

自分と周りの恋愛事情

――恋愛相談をよく受けられるそうですが、どんな悩みが多いんですか?

もちこ:「彼はどういうつもりなんでしょう?」「忘れるにはどうしたらよいでしょうか」「気をひくためのテクニック教えてください」この3パターンが多いです。

――恋愛相談に応える際、意識していることはありますか?

もちこ:解決策を求めて相談してくるんでしょうけど、それだけじゃないですよね。気持ちを汲み取って理解してほしい、慰めてほしい、共感したい、ただ聞いてもらいたい、それだけの人もいます。一人一人が求めている回答をするように心がけています。

――ご自身ではこれからどんな恋がしたいですか?

もちこ:安心、安全、安定、右肩上がりの恋愛がしたいです(笑)

――ツイッタラーやライターとしての活動のほかに、今後やってみたいことは何ですか?

もちこ:作詞、イラスト、デザイン、プログラミングとかを学生のうちに思いっきり楽しみたいですね。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします。

もちこ:本を通して、しんどさ、もどかしさ、楽しさ、エモさ、全部含めて、「私の人生の恋愛って総じてよかったな」って思ってもらいたいです。本が出せたのは本当にみなさんのおかげです。もちこはこれからもずっとみんなの恋を応援しています。

――ありがとうございました!!

【プロフィール】
もちこ
人様に笑われるような恋愛やセックスばかりしてきた、17万人以上がフォローする女子大生ツイッタラー。ライター。「彼氏がいないけど」ときめく妄想ツイートや、男性への本音ツイートが多くの反響を呼んでいる。WEB連載も多数執筆中。
Twitter:@mochikodayoyo

この記事で紹介した書籍ほか