「宇佐美の暴言に全て持ってかれたwww」門倉看守部長が見事なファインプレーを見せるものの…/ヤングジャンプ43号『ゴールデンカムイ』

マンガ

更新日:2020/9/29

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』43号(集英社)

 2020年9月24日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』43号。『ゴールデンカムイ』第253話では門倉看守部長がファインプレーを見せるものの、「宇佐美の暴言に全て持ってかれたwww」と読者の笑いを誘っている。

 話題の渦中にあるのは、菊田特務曹長とアシリパ(リは小文字)の対峙シーン。札幌麦酒工場にて杉元一行が散り散りになる中、アシリパは菊田から「さぁついてこい」「親父さんが本当にアイヌを殺したのかどうか教えてやる」と話を持ち掛けられていた。

 だがそんな彼女の背後には、片手に銃剣を握った宇佐美上等兵の姿が。今まさに彼の魔の手が襲い掛かろうとした瞬間、その場に居合わせた門倉が「嬢ちゃん逃げろッ」「あんたが捕まったら一番困る」と宇佐美に体当たりをかますのだった――。

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 普段は無気力・無能な印象が強いものの、同話では身を挺してアシリパを守った門倉。“ここは俺に任せろ!”と言わんばかりのヒーローさながらの描写だったが、代わりに宇佐美から「このアバズレ!!」と暴言を吐かれる羽目に。しかもその後も宇佐美に追いかけられ、次の瞬間には「なんで俺ばっかり追いかけるんだ!!」と情けない姿を晒していた。ちなみに門倉は250話で宇佐美と再会して以来、ずっと彼につき纏われている。

 そんな門倉に対し、ネット上では「おっさんにこの暴言は草」「せっかく門倉さんカッコ良かったのに宇佐美の暴言がインパクト強すぎて…(笑)」「といった反響が。

 折角の見せ場も活躍がかすんでしまい、なかなか最後までカッコ良く決まらない門倉。彼らしいと言えばそれまでなのだが…。

ゴールデンカムイ
『ゴールデンカムイ』23巻(野田サトル/集英社)