作家からアイドルまで幅広く支持される小説家・小野不由美

文芸・カルチャー

2012/8/8

 ダ・ヴィンチ9月号では、9年ぶりとなる待望の新作が2冊同時発売されたばかりの小説家・小野不由美を大特集。多くの作家、マンガ家、声優らから強烈な支持を得ており、その顔触れは、『鍵のない夢を見る』で直木賞を受賞した辻村深月ら多くの作家をはじめとして、人気マンガ『鬼灯の冷徹』(講談社)の江口夏実、人気アニメ『ハートキャッチプリキュア!』月影ゆり役の声優・久川綾、Berryz工房のももちこと嗣永桃子などのアイドルやタレントまで多岐にわたっている。そんな彼・彼女らから寄せられた「私のファーストインパクト作品&シーン」を一部ご紹介しよう。

「『悪霊』シリーズに出会ったのは、小学校中学年から高学年にかけて。周りの女の子たちが読んでいる楽しそうな恋の話に乗り切れず、当時行き場のなかった思いに答えてくれたのが、『悪霊だってヘイキ!』です。
麻衣の夢の中に現れていた優しいナルの謎と、彼女の恋心の結末が明かされる本巻は、当時周りで読まれていた少女小説の展開とは一線を画すもので、こんな形の恋もあるのだ、あっていいのだと、感謝するような思いで読了しました。」(作家・辻村深月)

「『くらのかみ』、児童書ということなのですが、はたちの大人なももちでも楽しめるミステリーです!
4人でおこなっていたはずの「四人ゲーム」がいつのまにか5人になっていて……。
5人の子どもたちの中の誰が増えた1人なのか、最後の最後までドキドキしながら読み、ページをめくる手が止まりませんでしたっ! 読んでいるとき、真剣な顔になりすぎちゃって、お母さんに「怖い……」と言われちゃったぐらいです。……許してにゃん♪」(Berryz工房・嗣永桃子)

本誌ではこのほかにも女優・佐藤寛子や、あさのあつこ、我孫子武丸、上橋菜穂子、田中芳樹ら著名作家など、総勢21名もの著名人が深い思い入れについて語っている。

(ダ・ヴィンチ9月号「全作ハズレなし! 小野不由美を読む」より)