【最新号レポ】『ゴールデンカムイ』「幕末モードになってない?」土方歳三の戦いが話題、その理由は…/ヤングジャンプ12号

マンガ

公開日:2022/2/23

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』12号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2022年2月17日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』12号。『ゴールデンカムイ』第306話では、鶴見側が一気に優勢となる展開に。SNS上が悲鳴で溢れかえるとともに、「土方さん、幕末モードになってない?」「もしやここから本気の土方歳三が見られるのか!?」といった期待の声も寄せられたようだ。

 暴走列車を舞台に、苛烈を極める杉元・土方一派VS鶴見中尉率いる第七師団の戦い。前話に引き続き土方歳三は鯉登少尉と一騎打ちを繰り広げるも、やがて鯉登の刀が土方の脳天に直撃。そのままメリメリと音を立てながら頭にめり込み、土方はその場に倒れてしまう。

advertisement

 一方別の車両では、牛山辰馬と月島軍曹が戦闘中。月島は捨て身の覚悟で牛山に飛びつき、手投弾を起爆させようとするが、そこへ土方に勝利した鯉登がやって来る。

 月島が起爆をためらった隙に、容赦なく彼らを投げ飛ばす牛山。同時に手投弾がアシリパ(リは小文字)たちが隠れている座席の方へ投げ出されてしまい、牛山は咄嗟に身を挺して爆発を受け止めるのだった。

 物語は、牛山の安否が分からぬままとなり…。ただ土方に関してはラストのページで生存を匂わすような場面が描かれているうえ、鶴見や杉元佐一は脳を負傷しても生きていたキャラクター。むしろこれまで脳の負傷は狂気的な一面をさらけ出すきっかけとして描かれてきたため、SNS上には「これは暴走土方の到来か!?」「金カムは脳みそ欠けてからが本番なんだよなぁ」などの声が続出している。

 どちらにせよ、2人の無事を祈るばかりだ…。

ゴールデンカムイ
『ゴールデンカムイ』28巻(野田サトル/集英社)