【最新号レポ】『ゴールデンカムイ』「これぞ漢の中の漢…」白石も称賛した“柔道王・牛山辰馬らしさ”が話題/ヤングジャンプ13特大号

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更新日:2022/3/2

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』13特大号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2022年2月24日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ』13特大号では、『ゴールデンカムイ』第307話を掲載。手投弾をモロに食らった牛山辰馬の“その後”が描かれ、「礼に始まり礼に終わる、か…」「牛山さん、あんた漢だぜ…」などと大きな話題になっていた。


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 爆発からアシリパ(リは小文字)たちを守るために、自身の体を盾代わりにした牛山。おかげでアシリパと白石由竹は事なきを得るものの、手投弾を抱き止めた牛山は無事では済まされなかった。

 顔を上げたアシリパの先には、爆発によってボロボロとなった牛山の姿が。片腕は吹き飛び、彼の周囲には大量の血溜まりができていたが、牛山は「お嬢… 怪我ないか?」と開口一番にアシリパの身を案じる。

 しかもこの時の牛山は、背筋を伸ばしてきちんと正座している状態。その姿はまるで柔道の座礼を表しているかのようで、最後は頭を垂らした形でそっと目を閉じるのだった。

 そんな牛山の姿にアシリパは泣き崩れ、白石も胸を痛めながらも「喧嘩最強で女に弱くて最後まで格好良いなんてずるいだろ」と彼の生きざまを称賛。Twitter上でも関連ワードがトレンド入りするほどの反響が相次ぎ、「あの爆発を受けてもなお、正座の形をとった牛山先生。最後まで本当に格好良かった」「これぞ漢の中の漢…」「最後に柔道家の魂を見た気がする」といったコメントが後を絶たない。

 生涯不敗を貫き通し、最後は礼に終わる――。まさに“柔道王・牛山辰馬”らしい、見事な生きざまであった。

ゴールデンカムイ
『ゴールデンカムイ』28巻(野田サトル/集英社)