【書籍新刊】昭和を代表する歌手・河島英五、初の評伝

株式会社西日本出版社

公開日:2025/4/8

4月11日『生きてりゃいいさ 河島英五伝』新発売

1975年、シングルレコードのB面として発売された「酒と泪と男と女」は、
50年の歳月を経て、今日もどこかでだれかが歌っている。

河島英五がこの曲を作ったのは18歳の高校生の時だった。
大人の世界を冷めた目で見ていた青年は、やがて世界を旅し、
メッセージ性の高い曲をたくさん生み出していく…。

「あのねのね」のバックバンドとして屈折した思いを持っていた下積み時代。
日本酒のCMに起用されて売れた「酒と泪と男と女」。
シルクロードを漂流した一人旅。
円空の後ろ姿を追って、バイクにギターを積んで日本各地で歌った日々。
笑福亭鶴瓶、桂南光、原田伸郎、バンド「ホモ・サピエンス」、
友人らが回想する英五とのピリピリした時間と深い情。
家族を心から愛し、病に侵されながらもステージの上に立ち続けた。
そして2001年4月、48歳の若さでこの世を去った。

『京都に女王と呼ばれた作家がいた』で
ミステリー作家・山村美紗の生涯を描いた花房観音が、
英五の娘、河島あみると出会ったことから、
世間がイメージする「男らしい」河島英五と違う英五の姿を知り、
その生き様にのめりこみ、生涯を書ききった、渾身の一作。



4月11日(金)、全国の書店およびオンライン書店で新発売。

写真も多数掲載



著者プロフィール

花房観音(はなぶさ かんのん)

1971(昭和46)年、兵庫県豊岡生れ。
京都女子大学文学部中退後、映画会社や旅行会社などの勤務を経て、
2010年に「花祀り」団鬼六賞大賞を受賞しデビュー。
男女のありようを描く筆力の高さには女性ファンも多い。

・著書
『寂花の雫』
『花祀り』
『うかれ女島』
『どうしてあんな女に私が』
『紫の女』
『京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗と二人の男』
『縄 緊縛師・奈加あきらと縛られる女たち』

など他多数



書籍データ

◆書名『生きてりゃいいさ 河島英五伝』

◆著者 花房観音
◆判型 四六判 252頁
◆定価 1500円(+税)
◆ISBN 978-4-908443-98-5
◆発行 西日本出版社
◆初版 2025年4月23日

◆発売日:2025年4月11日

◆サイトの書籍紹介ページ
https://jimotonohon.jp/annai/a198_kawashima.html