前巻から約1年ぶりの発売『琉球のユウナ』が8巻で完結!「めちゃめちゃ最終巻良かった。泣く!」と感動の声

マンガ

公開日:2022/9/10

琉球のユウナ
琉球のユウナ』8巻(響ワタル/白泉社)

 人気マンガ『琉球のユウナ』のコミックス最新8巻が、2022年9月5日(月)に発売された。同作は今巻が最終巻であり、約5年間にわたって続いた琉球ロマンファンタジーもついに終わりを迎えることに。ファンからは早くも、「最後の最後までドキドキハラハラキュンキュン」と絶賛の声が寄せられている。

 舞台は1482年、琉球・第二尚氏王朝。山原に棲むユウナは、化け物と話せることから人に嫌われ、友達は獅子のシーとサーだけ…。そんなある日、ユウナが持つ神力の噂を聞きつけ、時の王様である尚真王・真加戸がお忍びでやってくるところから運命は動き出す。

 そこに今の王府を憎悪する第一尚氏の生き残りであるティダが加わり、ストーリーが展開していく。7巻では、「ティダに手を貸すことはできない」「でも戻ることもできない」と苦悩しながらも、白澤に命じられ禊をするユウナを、突如マジムンが襲ってくる。

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 そして8巻では、第一尚氏の血を引く事を知ったユウナは自らの運命と向き合うため、真加戸と対立する第一尚氏の廃王子・ティダと行動を共にする。最後の勾玉を求めて両陣営が集結する神の島・久高島。全ての勾玉がそろう時、明らかにされる琉球王家の真相と白澤の陰謀…。運命に翻弄され続けたユウナ、真加戸、ティダの未来はいかに――。

 完結した同作を見届けた人たちからは、「琉球ロマンあふれる物語で楽しかったぁ! すっかり大人になった真加戸とユウナも見られたし、それぞれが新しい道を歩き始めた素敵な最終巻だった」「明るくてかっこいいけど、心に闇を抱えている琉球の王様と、赤い髪のワケあり少女のじれったい話…と思っていたら、いつのまにか7つの勾玉争奪戦みたいになったけど、そこからがまたいい」「終わっちゃってめっちゃくちゃ寂しいけど、めちゃめちゃ最終巻良かった。泣く」といった感想が。

 また、「いつか沖縄旅行へ行くときはまた違う楽しみができてうれしい!」「沖縄に行きたくなった」「沖縄の歴史をたどりつつ読み返してみたいなぁ」という声も見られた。

 ちなみに作者である響ワタルのツイートによると、巻末には描き下ろしのおまけマンガ2Pが掲載されており、それを読んだ後に最終話の最終ページを見返すと“何か”が発見できるという。本編と併せてぜひチェックしてみよう。

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