1日10分の簡単セルフケアを毎日続けてたるみ対策&小顔に!? 40~50代の顔の悩みに「筋膜リフト美顔」

健康・美容

公開日:2022/12/22

一生、進化する筋膜リフト美顔
一生、進化する筋膜リフト美顔』(佐藤由美子/主婦の友社)

 40代、50代のお顔の悩みといえば、目の下のたるみ、ゆるくなってきた輪郭、ほうれい線……と、あちこちが気になりますよね。もし、1日10分、自分の手だけでキレイをいつでも取り戻せる方法があるとしたらどうですか? それが「YUMIKO式・筋膜リフト美顔」です。

一生、進化する筋膜リフト美顔』(主婦の友社)の著者・佐藤由美子さんは、美容家で、「顔筋膜リフト・セルフケアトレーナー」でもあります。顔を隠した水着姿の20代女性の中で「1人だけ50代がいます」という広告にも登場した“奇跡の50代”です。

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一生、進化する筋膜リフト美顔 p.02-03

 筋膜とは、筋肉や内臓など体のあらゆる組織をおおっている薄い膜のこと。鶏肉についているラップのように薄い皮も筋膜です。1枚の布のようなもので、この筋膜がピンと張っていると顔がリフトアップします。しかし、年齢とともに筋膜の水分やコラーゲン線維などが減ること、顔の左右差などから、筋膜の偏りやヨレが生まれます。そこに老廃物や脂肪などがたまると、たるみやシワになるのだとか。筋膜は骨ともつながっているので「若い時と顔の形が変わった」という人は筋膜に原因があるかもしれません。

一生、進化する筋膜リフト美顔 p.10-11

「YUMIKO式・筋膜リフト美顔」のセルフケアは、筋膜をほぐして張るというもの。ケア時に守るべきルールは「絶対にこすらない」「1日10分毎日続ける」「正しい姿勢を意識する」の3つ。

 お肌をケアする時にこすってしまうとシワ、シミ、くすみなどの原因になってしまいます。そのため、皮膚をこするのではなく上から指で圧力をかけ、皮膚の奥にある筋膜にアプローチする「ずり圧」という方法を行います。そして、張った筋膜は重力や生活習慣のクセで再びよれてくるため、毎日張り直すことが重要です。また、悪い姿勢はシワやたるみの原因にもなるので、日頃から正しい姿勢を意識しておきましょう。

 毎日のケアの中で、まずしてほしいケアは「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」と「デコルテ」の2つ。そのほかの気になる箇所のケアは2~3日に1回でもOKです。

一生、進化する筋膜リフト美顔 p.40-41

 胸鎖乳突筋は、耳の後ろから鎖骨につながっている、横を向くとくっきり浮き出るところ。ここが固く縮こまっているとフェイスラインの崩れや顔のたるみ・シワにつながります。耳の後ろの乳様突起(にゅうようとっき)の、骨のきわについている「胸鎖乳突筋の停止部」をもみほぐしたあと、「胸鎖乳突筋の起始部」に指を重ねて「ずり圧」をかけていき、胸鎖乳突筋全体をゆるめていきます。

一生、進化する筋膜リフト美顔 p.42-43

 デコルテは、握りこぶし(第一関節と第二関節の間の平らな部分、母指球、手根)を使ってほぐしていきます。鎖骨下の部分に圧をかけて押しずらすように円を描き、内側から外側まで進んだら反対側も同じように行っていきます。

 このように、筋膜ケアを毎日コツコツ続けていくことで、自分本来の美しさを磨いていくことができます。佐藤さんのオンラインレッスンを受講した人たちからは「顔の悩みが改善した」と喜びの声が続々と寄せられているそうです。なにより、多くの人が顔の変化だけではなく「内面の変化」を口にするとのこと。「自信が持てた、前向きになった、笑顔が増えた」と、気持ちまで明るくなれるのが筋膜リフト美顔。あなたのその手で、あなただけの美しさを引き出しましょう!

文=ジョセート

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