関東圏でのひとり暮らし、あの街の住み心地は? お部屋探しのプロと人気イラストレーターがテーマ別に人気の街を紹介!

暮らし

PR公開日:2023/10/20

#住んだら手帳
#住んだら手帳』(CHINTAI編集部/自由国民社)

 初めてのひとり暮らしや引っ越しでの家選びで大切なのは、なんといっても住む「街」の情報だろう。通勤通学のアクセスといった住みやすさを決める条件だけでなく、カフェや飲食店、公園、アートスポットなど、毎日を彩る要素をおさえて街を選ぶことで暮らしがより豊かになる。そんな街の魅力を、「住む」という視点から教えてくれるのが『#住んだら手帳』(CHINTAI編集部/自由国民社)だ。

「あの街に住んだら?」というテーマで街を紹介するInstagramのアカウント「#住んだら手帳」を書籍化した本書。izumi氏、おふみ氏、Tamy氏、まるやまひとみ氏の4人の人気イラストレーターと、不動産のプロであるCHINTAI情報局が手描きイラストマップとエリア解説で街の住み心地を伝える。「#毎日カフェ巡りが楽しめる街」「#名作映画と出会える街」「#海が見える街」など13のテーマごとに、関東圏の人気の街が登場する。

 最大の特徴は、ポップな手描きイラストの街紹介マップ。おしゃれなカフェやショップ、スイーツ店などがカラフルなイラストで描かれている。写真入りのガイドマップにはないあたたかみがあり、実際に街を訪れているような親近感にあふれ、眺めているだけで心が弾む。

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 お気に入りのカフェを見つけたい人に必見なのが「#毎日カフェ巡りが楽しめる街」のパートだ。たとえば東京都・吉祥寺のマップでは、本格的な紅茶専門店や絵本の世界に入り込めるカフェなどを紹介。雑貨店でのワクワク感や、カフェのメニューの特徴を伝えるマップ内のコメントも楽しい。緑豊かな井の頭恩賜公園のイラストもあり、賑わいと自然が同居する吉祥寺の雰囲気が一目でわかる。

#住んだら手帳

 カフェエリアとしては穴場的な埼玉県・大宮も、「#毎日カフェ巡りが楽しめる街」として注目のスポットだ。マップでは地域の人に愛されるレトロな喫茶店や神社の参道にあるぬくもりあふれるカフェを紹介。都内のカフェエリアと比べてマップ全体もレトロな雰囲気で、大宮ならではの空気感を伝えている。都内とは違う時間が流れるカフェの街でのんびり暮らしたい人におすすめだ。

#住んだら手帳

「#休日のお散歩日記」のパートでは、ひとり暮らしの人の休日の過ごし方とあわせて街を紹介。ここでは、買い物や食事、観劇などの楽しみ方から、街での暮らしをより具体的にイメージできる。たとえば、老舗の店や歴史的名品が所蔵されるギャラリーがある東京都・蒲田は「さまざまな歴史が残る街」として紹介。1968年オープンの東急プラザ蒲田の屋上庭園「屋上かまたえん」や、ホットケーキが人気のクラシカルな喫茶店「シビタス(市美多寿)」など、長く愛されているスポットが魅力だ。蒲田名物の羽根つき餃子が楽しめる中華料理店も夕飯におすすめのお店として紹介。引っ越し先としてだけでなく、散策エリアとしても興味を引く街だ。

#住んだら手帳

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 各ページの街紹介では、マップに加えて、スーパーなどの買い物事情や都心へのアクセス、ひとり暮らしの家賃の目安などの現実的な情報も紹介されているため、実際に部屋探しをしている人に役立つ。「パン屋」「本」「異国情緒」といった13のテーマから自分の興味に合った街のマップを開けば、引っ越しやおでかけの夢が広がるだろう。

文=川辺美希

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