日本ボクシング界の“至宝”に密着! 井上尚弥の5年間を収めたドキュメンタリー写真集が発売

エンタメ

公開日:2024/2/15

NAOYA INOUE DOCUMENTARY PHOTO BOOK 2018-2023
NAOYA INOUE DOCUMENTARY PHOTO BOOK 2018-2023』(井上尚弥:著、伊藤彰紀:写真/集英社)

 圧倒的な実力と完璧な試合運びでプロ通算26戦26勝(23KO)を記録し、日本ボクシング界の最高傑作と称される“モンスター”こと井上尚弥。彼の歩んできた日々に密着したドキュメンタリー写真集『NAOYA INOUE DOCUMENTARY PHOTO BOOK 2018-2023』が、2024年2月21日(水)に発売される。

 同書は、2018年11月のトレーニング合宿から記憶に新しい2023年12月26日のマーロン・タパレス戦までの約5年間に密着した一冊。普段は明かされない練習風景や試合前の緊迫した様子など、“モンスター”のありのままが収められている。

NAOYA INOUE DOCUMENTARY PHOTO BOOK 2018-2023
(C)伊藤彰紀/集英社

“井上史”における2018年といえば、伝説の始まりと言っても過言ではない1年だった。まず5月に行われたジェイミー・マクドネル戦で勝利を収め、3階級制覇を達成し、“真の最強”を決めるプロボクシングのトーナメント戦「World Boxing Super Series(WBSS)」のバンタム級に参戦。2019年に行われた決勝で元5階級制覇王者のノニト・ドネアを下し、WBSSバンタム級初代王者に輝いた。

advertisement

 さらに2022年、井上は約2年7カ月ぶりにドネアと再戦。序盤から攻め立ててダウンを奪い、2回1分24秒TKO勝ちで日本人初の3団体統一を果たす。この偉業を達成したことにより、井上は世界で最も権威のある米ボクシング専門誌『ザ・リング』が格付けする「パウンド・フォー・パウンド・ランキング(PFP)」にて第1位に選出されている。

 同年12月には当時のWBO世界バンタム級王者ポール・バトラーとの対決を制し、バンタム級およびアジア人初となる4団体統一王者に。またこの試合をもって井上は、スーパーバンタム級に転向。2023年7月には、さっそくWBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトン戦で勝利を収め、4本あるベルトのうち2本を手にしていた。

 そして直近となる2023年12月26日、井上は残る2本を保持していたタパレスを下して4団体を統一。2024年5月には、日本にとって因縁深い“悪童”ことルイス・ネリとの防衛戦が予定されている。

 こうして改めて振り返ってみても、鮮烈な記録を残し続けている井上。そんな彼が偉業に臨むまでの課程やプライベートでの素顔まで、惜しみなく収録されているのが『NAOYA INOUE DOCUMENTARY PHOTO BOOK 2018-2023』だ。また写真以外にも、デビュー当時から井上を追い続ける東京新聞社記者・森合正範氏によるロングインタビューもファン必読の内容となっている。

NAOYA INOUE DOCUMENTARY PHOTO BOOK 2018-2023
(C)伊藤彰紀/集英社

 ちなみに3月9日(土)には、東京都内で同写真集のリリースを記念した井上本人によるトークショーの開催も決定。直筆サイン本のお渡し会に加え、写真集の内容に関すること、昨年12月に行われたタパレス戦の振り返り、ファンから募集した質問などに井上本人が答えていくという。

 イベントの抽選は「井上尚弥公式アプリ」プレミアム会員限定で2月10日(土)12:00~2月14日(水)23:59の先行受付となり、当選者の発表は2月23日(金・祝)。そして同日、2月23日(金・祝)15:00~2月25日(日)23:59が一般抽選(プレリクエスト抽選)受付となっている。こちらの当選者発表は2月28日(水)。

 なお一般抽選(プレリクエスト抽選)はローチケ(https://l-tike.com/inouenaoya-pr/)で販売、無料会員登録が必要となるので注意しておこう。

 2024年もさらなる活躍が期待される井上。“モンスター”の軌跡を改めて振り返る意味でも、ぜひ同写真集とトークショーをチェックしてみてほしい。

あわせて読みたい