ありえないキャラクターのありえなさを楽しむ破格ミステリー

小説・エッセイ

2011/10/2

秦健日子による雪平夏見シリーズの3冊目。「アンフェア」シリーズといってもいいだろう。 河原で発見された男の死体には、赤いリボンで括られた殺人請負業の広告チラシが口に押し込まれていた。その被害者の名は佐藤和夫。雪平刑事の元夫にして愛娘の父にあたる人だった。 「フクロウ」と名乗る殺人請負人は、やがて毛ほどの証拠も残さない... 続きを読む